2025年ニセコエクスペディションに必携装備「ココヘリ」が指定されました

安全な冒険をサポートする「ココヘリ」

2025年7月4日から7月6日にわたって行われる「NISEKO EXPEDITION 2025」という冒険レースにおいて、山岳捜索サービス「ココヘリ」が必携装備品として選ばれたことが発表されました。このサービスを運営するのは、福岡市に本社を置くAUTHENTIC JAPAN株式会社です。

ココヘリとは何か？

ココヘリは、日本で約17万人の利用者を持つ、山岳遭難者の位置を迅速に特定するための捜索サービスです。発信機を使用することにより、遭難時にヘリコプターやドローンとの直接通信を行い、迅速な捜索が可能となります。このシステムを導入することで、捜索時間を大幅に短縮でき、依存度の高い道具として支持されています。

トレイルランニングレースでの重要性

近年、トレイルランニングの人気が高まる一方で、こうした大会における遭難のリスクが増加しています。特に、長距離コースではランナーがレースコースを外れる可能性が高く、また急な怪我や体調不良が発生することもあります。そのためココヘリの導入は、参加者の安全を守る上で重要な要素となっています。

ニセコエクスペディション2025の概要

「ニセコエクスペディション」は、2020年に「NISEKO ADVENTURE RACE」として始まり、自然の中でチームが協力し合いながら目的地を目指すアウトドアイベントです。約200kmの距離を36時間以内に走破し、多彩なアクティビティが盛り込まれた魅力的な体験を提供します。

参加者は自然の偉大さを感じながら、ナビゲーション能力、体力、精神力、そしてチームワークを駆使して冒険に挑むことになります。

増加する山岳遭難とその対策

日本における山岳遭難の件数は年々増加しています。2024年には3357名が遭難し、その件数は2946件に達しました。これに対し、警察庁は登山届の提出とGPS機器の携行を呼びかけています。ココヘリは、こうしたリスクに対する効果的な対策として評価されています。

まとめ

ココヘリが必携装備として登場することで、「NISEKO EXPEDITION 2025」はさらに安全なレースとなり、参加者が安心して冒険に挑むことができるはずです。自然に囲まれたニセコの美しい景色を堪能しながら、仲間たちとの素晴らしい経験を共有する絶好の機会です。参加予定の方は、事前に「ココヘリ」の装備を準備し、安全を確保しながら楽しんでいただきたいと思います。

公式サイトでは大会の詳細やエントリー情報などが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。大会公式サイト