新たな抗炎症効果を発見
プレミアアンチエイジング株式会社は、東洋大学との共同研究を通じて、パチュリとラベンダーの精油の組み合わせに優れた抗炎症効果があることを明らかにしました。これは肌の炎症を鎮めるための新たなアプローチとして、今後の商品開発に活かされる予定です。
研究の背景
肌トラブルといえば、赤みやかゆみが代表的な症状です。これらは乾燥や菌の侵入によるニキビ、さらには紫外線といった外部刺激に起因することが多く、加齢による肌バリア機能の低下も影響します。特に、慢性的な炎症が蓄積すると、エイジングケアの妨げにもなります。従来、炎症の治療薬は主にステロイド剤が使用されていましたが、副作用のリスクから化粧品への使用が難しいとされています。
そこで、プレミアアンチエイジングは、化粧品に安全に取り入れられる抗炎症成分を探求し、植物から抽出した精油に注目しました。この研究には、精油の抗炎症効果に詳しい東洋大学の安藤直子教授も参画しました。
研究の目的と方法
本研究では、精油の各種組み合わせによる抗炎症効果を調査しました。最終的に、40種類以上の精油の組み合わせの中から、パチュリとラベンダーが特に高い抗炎症効果を示すことが発見されました。実験環境では、炎症を引き起こす成分が添加された細胞に精油を加え、その効果を測定しました。
測定結果から、パチュリとラベンダーを混合した場合、単体使用時よりも顕著な抗炎症作用を確認。これは、両精油が持つ特性が相互に作用し、炎症成分の抑制に寄与しているためと考えられます。
プレミアアンチエイジングのビジョン
プレミアアンチエイジングでは、「Uniqueな価値の提供」を企業理念に掲げています。研究の成果を用いて、今後はこれまでにないエイジングケアの商品の開発に取り組む方針です。技術開発部の松尾一貴部長は、植物由来の精油を用いることで、抗炎症効果を安全に高める取り組みが実を結んだことに大変喜びを表しています。
企業の成長と方向性
同社は、2024年12月で創業15周年を迎え、これまでに多くの支持を受けています。主力製品である「デュオ ザ クレンジングバームシリーズ」は、5年連続でクレンジング売上No.1を獲得しており、多くの顧客に愛されています。また、2025年1月にはリニューアルを予定しており、新しい処方に期待が寄せられています。
プレミアアンチエイジング株式会社は、今後も確かなエビデンスを基に、消費者ニーズに応えた製品の改良を進めることで、業界内での更なるブランド価値の向上を目指しています。私たちも、この技術進歩とともに、抗炎症効果を享受できる日を待ち望んでいます。