公共マナーへの注意、その必要性とリスク
2025年12月18日(木)、新しい未来のテレビ「ABEMA」が放送するニュース番組『ABEMA Prime』では、公共の場におけるマナー違反に対する注意について、EXITのお笑いコンビ、りんたろー。と兼近大樹が議論を繰り広げました。この討論は、公共の空間でのマナー違反を指摘することがいかに難しいか、そしてその際に考慮すべきリスクについての理解を深める貴重な機会となりました。
調査によれば、公共の場でのマナー違反に対して注意を促すことができる人はわずか2%に過ぎないとのこと。果たして、なぜこれほどまでに人々は注意を避けるのでしょうか。最初に発言をしたのは、りんたろー。です。彼は自らの経験を交えつつ、「僕はあんまり注意できないタイプなんですけど」と正直に話し始めました。
彼は、飛行機で赤ちゃんと共に乗った際の心に残る経験について語りました。「赤ちゃんが泣くのは仕事だから、どんだけ泣いても問題ないよ」と言われることもあれば、「お金を払った席なのに泣かせるな」と言われることもあったと、公共空間での対応に悩む姿を浮き彫りにしました。どのような行動が「正解」であるのか、その模範を見いだせない状況に戸惑ったことを明かしました。
対照的に、相方の兼近は「僕は結構注意しちゃう派」と自己紹介しました。公共交通機関での経験を交え、彼は周囲の人々が嫌がっていると感じると、それに対して注意を促すことができると言います。「揉めることはない」と語り、注意の仕方や話しかけ方の工夫についても言及しました。「人間同士のコミュニケーション不足が、揉め事の根本原因だ」との彼の見解は、多くの視聴者に共感を呼びました。
兼近はまた、りんたろー。との逸話を紹介し、ファミレスでの出来事を振り返りました。隣にいたおじさんたちの大声の喧嘩に対して自身が注意を促した結果、りんたろー。の反応が「まぁ俺いこうとしたけどな」と小声であったという面白いエピソードでスタジオを沸かせました。
さらに、子供たちにどう教えるかという話にも触れました。「例えば、喧嘩を見たら止めてあげなさいと教えると、実際に何かに巻き込まれた時、後悔するかも!」とりんたろー。は強調し、兼近は「子供自身が考えて行動することが重要」と教えることの難しさについて述べました。
「他者に対して優しくいることが大事だと思っていますが、その優しさにも様々な形があります」と言い、注意を促すことで周囲にもプラスになると考えるスタンスを示しました。兼近はまた、危険そうな人に対してユーモアを交えながら注意を促すテクニックも披露し、視聴者からは「芸人ならではのアプローチ」と称賛されました。
この討論を通じて、注意する側とされる側両方にとっての「伝え方」の大切さが浮き彫りになり、公共の場でのマナーについて再考するきっかけとなりました。番組の内容は今も「ABEMA」で視聴可能ですので、興味がある方はぜひとも確認してみてください。
『ABEMA Prime』の放送概要
番組のキャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、現代のネット言論に挑戦しています。毎週月曜から金曜の夜9時から生放送されており、様々な視点から新しい議論を展開しています。
MCを務めるEXIT(兼近大樹、りんたろー。)に加え、多彩なゲストが参加することで、多様なテーマに触れることができる本放送は、現在も視聴者に新しい視点を提供し続けています。