和光市立第三小学校、65周年記念に3WAYUVカット制帽を導入

和光市立第三小学校、65周年記念に新作制帽導入

埼玉県和光市に位置する和光市立第三小学校が、学校設立65周年を迎え、新たに「3WAYUVカット制帽」を採用することを発表しました。この制帽は、株式会社ピーカブーが開発したもので、紫外線から子供たちを守るだけでなく、災害時の安全対策としても機能します。2025年4月から新入生や希望者に配布される予定です。

紫外線対策の重要性

最近、紫外線の影響が健康に及ぼすリスクが広く知られるようになりました。和光市立第三小学校では、6年生を対象に「紫外線対策講座」を開催し、紫外線の基本知識や影響、対策の必要性について学ぶ機会を設けています。この取り組みは、子供たち自身が健康意識を高め、自らの肌や体を守るためのものです。

3WAYUVカット制帽の特徴

新たに採用される3WAYUVカット制帽は、以下の特長を持っています。

- 簡易ヘルメット付き: 落下物から頭部を守り、ケガを最小限に抑える設計。
- 高機能素材: 紫外線対策と熱中症予防を同時に行うことができる特殊素材を使用。
- オリジナルデザイン: 前後のつばが分かれており、視界を確保しつつ、有効な日陰を作ることができます。
- 長持ちと清潔感: サイズ調整が可能で、最大3年以上使用でき、洗うこともできるため、常に清潔に保つことができます。
- 安全性: 薄暗い場所でも目立つ再帰反射テープ付き。

これらの特徴により、3WAYUVカット制帽は、紫外線対策に限らず、日常的な通学時や災害時にも役立つ製品です。実用新案を取得しており、日本学校保健会からも推薦されています。

教育活動との関わり

松成紀公子代表が率いる株式会社ピーカブーは、教育活動への貢献と製品の普及を目指しています。特に、子供たちが紫外線対策やものづくりについて学ぶ授業を企画し、彼らの健康や安全を守るための知識を提供しています。

この取り組みは、和光市立第三小学校がPTAを通じて提案し、校長や教頭の理解と協力の下で実現したものです。代表自身も児童の積極的な参加姿勢に感銘を受けており、この取り組みが広がっていくことに期待がかかります。

今後の展望

株式会社ピーカブーでは、今回の制帽採用をきっかけに、保護者や地域社会からのニーズにも耳を傾け、さらなる製品開発や普及活動に努めていく考えです。また、今後もより多くの学校にこの制帽が導入され、子供たちの健康を守るための環境が整うことが期待されます。

このように和光市立第三小学校は、69年後の未来へ向けて一歩を踏み出したのです。子供たちが健やかに成長できる環境づくりを目指す、この取り組みから目が離せません。