新たな自分に出会う対話イベント「はなしきる・きききる・ひびきあう」
川越市で、特定非営利活動法人リバリューライフによる体験型対話イベントが開催されます。「評価されない」「遮られない」環境の中で、自分の言葉を安心して語ることができるこの場では、フィンランド発のオープンダイアローグ手法を用いて「はなしきる・きききる・ひびきあう」の3つの実践を体験できます。
このイベントでは、参加者は自らの声が呼び起こすリフレクティング体験を通じて、これまで認識できなかった自己に出会うことができます。前回のイベントでは、初参加者が多く集まり、緊張から笑顔に変わるまでの対話深まりを楽しむ姿が印象的でした。福祉・医療・教育など、人と対等な関係を求める方々の参加が期待されています。
なぜ対話は難しいのか?
日常生活の中で「誰かに話を聞いてもらえた」という経験が与える支えは大きいですが、私たちの会話はしばしば他者の評価やアドバイスによって妨げられます。実際の支援現場でも、聴く意図が解決策を求める行動にすり替わってしまうことがあります。このような状況に悩む方々に向けて設けられたこのイベントは、専門的な知識や地位を問わず、すべての人に開かれています。
「きききり・はなしきり・ひびきあい」とは?
このイベントでは、下記の3つの実践を重視しています。
- - はなしきる:評価や干渉を受けず、自分の言葉で最後まで語る体験。普段他人の目を気にして話せなかったことが、静かに言葉として現れることがあります。
- - きききる:相手の声を評価せずにただ耳を傾ける。この過程で人々は、「返さなければならない」という義務感から解放され、「聴く」ことができるようになります。
- - ひびきあう:多様な経験が交わることで、新しい理解が生まれる場を作ります。多声性を大切にし、単一の解答を求めず、各々の声が響き合う対話を目指します。
中心的な体験がリフレクティングです。自分の発言に対して他者が評価やアドバイスをせずに、自身が受け取ったことを語ります。その声を静かに「背中越しに」聴くことで、自己を新たに発見できるのです。
前回の開催報告
2026年4月26日に行われた前回のイベントでは、参加者は7名。半分が初参加者でしたが、チェックインの際の緊張が徐々に和らぎ、リスニングワークやトーキングサークルを経て笑顔が広がる様子が見受けられました。参加者たちは「評価されない場での語り」「リフレクティング」の体験を通じて新たな気づきを得て帰っていきました。
次回開催について
- - 日時: 2026年5月10日(日)14:00〜17:00
- - 会場: 川越市 南公民館(ウェスタ川越1階)講座室2
- - アクセス: JR・東武東上線「川越駅」西口より徒歩約5分
- - 参加費: 1,000円(クレジットカード・PayPalのみ)
- - 定員: 12名(先着順)
- - 対象: 人と対等に対話を志す方や対人支援に携わる方
- - 申込締切: 2026年5月9日(土)
- - 申込方法: リバリューライフのホームページから申込
プログラム内容
1. チェックイン:初めの挨拶と気持ちを共有
2. ワーク進行方法の説明
3. リスニングワーク:相手の声に耳を傾ける
4. トーキングサークル:円になって皆で声を聴き合う
5. リフレクティング:他者の声を「背中越し」に聴く
6. クロージング:対話を振り返り締める
このイベントは、カウンセリングや治療を目的としたものではなく、参加者それぞれが対等な立場での対話を楽しむ場となることを目指しています。
主催団体について
特定非営利活動法人リバリューライフは、川越市を拠点に障害福祉や支援活動を行っているNPOです。代表自らがひきこもりの経験を持ち、その経験を社会に還元するための実践を行っています。「きききり・はなしきり・ひびきあい」は、その一環として継続的に行われている対話の場です。
お問い合わせ
主催団体に関してのお問い合わせは、特定非営利活動法人リバリューライフまでご連絡ください。担当:竹内、TEL:049-214-6457、MAIL:
[email protected]。