北洲の新築住宅シミュレーション
2025-11-27 15:54:36

北洲が実施する新築住宅全棟シミュレーションの革新について

北洲による新たな取り組み



2023年12月1日、株式会社北洲(宮城県富谷市)は新築住宅全棟を対象に、地震への耐震性能を可視化する新しいシミュレーションをスタートします。耐震性能と制震性能に優れた同社の「サステナブル耐震®」が標準採用された住宅ですが、今回の取り組みはさらに一歩進んだものです。

新築住宅全棟のシミュレーション



新築住宅全棟に対して行われるシミュレーションは、繰り返される地震に対しても外壁損傷を20%以下に抑えるという基準を元に、安全性を向上させるもの。このシミュレーションには、京都大学の中川貴文准教授が開発した「Wallstat」というソフトウェアを利用します。これは、PC上で木造住宅の倒壊状況を分析することができるもので、実際の振動台実験のようにシミュレーションを行います。

具体的な解析内容



今回のシミュレーションでは、2011年の東日本大震災の2回の地震波と、建築基準法に基づく1回の地震波を使用して解析を行います。この3つの震動を入力して、北洲の新築住宅がどのように外部の力に対して耐えられるかを評価します。結果として、それぞれの物件についての構造計画のチェックも行い、弱点があればその場所を補強する仕組みになっています。

視覚的な確認を可能にする動画



また、物件ごとのシミュレーションに先駆けて、北洲の「サステナブル耐震®」住宅が耐震性に優れていることを分かりやすく示すための動画も作成されています。その動画には、耐震等級ごとの住宅にそれぞれの揺れを加えて比較する内容が含まれています。耐震等級3の住宅は大きな揺れにも耐えることができ、安全性が持続する様子が示されています。

地震対策の重要性



東日本大震災を経験した株式会社北洲は、地域に根差した企業として住まいの安全性を何よりも重視しています。シミュレーションの導入により、より高い安全性の確保が可能となり、住宅の構造性能を視覚的に判断できるという利点があります。これにより、顧客への安心感を提供し、信頼を築く一助となることでしょう。

まとめ



株式会社北洲は、これからも「サステナブル耐震®」を通じて、安全で安心な住環境を提供し続けることを目指しています。新しいシミュレーション技術の導入は、その一環として非常に意義深いものです。顧客が住まいの安全性を実感できるよう、今後も多様な取り組みが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 北洲
住所
宮城県富谷市成田9丁目2-2
電話番号
022-348-3011

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