深川製磁の新業態
2020-02-10 15:16:34

東京ミッドタウンにオープン!深川製磁のティー&ギャラリー

東京ミッドタウンに開業!深川製磁の新施設



2020年3月30日、東京ミッドタウンに「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」がオープンしました。この新しいティー&ギャラリーは、皇室御用達の老舗窯元、深川製磁の直営店です。深川製磁は、明治27年に創業し、長い歴史を有する有田焼の窯元で、特にその独自の技術とデザインで知られています。

深川製磁の軌跡



深川製磁は、1900年にパリ万博で金賞を受賞した後、国内外で高く評価されるようになり、1910年には宮内省の御用達の栄を得ました。深川製磁が生み出す器は、職人の手による精緻さと美しさを兼ね備え、1350度の高温焼成によって作られる「透白磁」は特に好評です。これにより、器には上品で透明感のある風合いが生まれ、世界中に愛されています。

新しいティー&ギャラリーの魅力



「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」では、伝統的な焼き物だけでなく、飲食体験も重視しています。ここでは、職人が丹精込めて作り上げた器を使い、国内有数の紅茶鑑定士が厳選した茶葉で淹れた紅茶や、パティスリー「shodai bio nature」による自然派スイーツを楽しむことができます。特に、施設限定のオリジナルチョコレートは一度は試してみる価値がある一品です。

深川製磁が誇る技術



1. フカガワブルーと透白磁の独自技術 ー 深川製磁独自の「付け濃み」技法により、特有の藍色のグラデーションが完璧に表現されます。その色味は「フカガワブルー」として知られ、1350度の高温で焼成された透白磁と組み合わさることで、類い稀な美しさを誇っています。

2. 職人による精巧な制作 ー 各工程において熟練した職人が関わり、手に心地よく馴染むように設計された器は、使っているといつの間にかその手触りや重みが愛着を生む素材です。深川製磁では、百年以上の技法を駆使して、細かい部分にまでこだわった器を提供します。

3. 独自のデザイン「深川様式」 ー 深川製磁は伝統を守りつつ、モダンなデザインを追求しています。「深川様式」と呼ばれるデザインは、朝顔や富士山などの和風モチーフを取り入れ、19世紀フランスのジャポニスムの影響を感じさせとても洗練されています。

インテリアと雰囲気



新しい店舗は、柔らかな光に包まれた空間を提供し、伝統とモダンが見事に調和しています。ここでの体験は、器が手にしっくりと馴染む感覚を持っており、使うときの幸福感をもたらしてくれます。ティーティーを楽しむことで、日常のひとときがより特別なものとなるでしょう。

メッセージ



深川製磁の窯主である深川一太氏は、この新しいスタイルのティー&ギャラリーについて「東京ミッドタウンという国際色豊かな場所で、皆様に深川製磁の器を手に取っていただけることを楽しみにしています」と語ります。長い歴史を持つ深川製磁の技法を現代に伝えながら、訪れた人々に優雅な時間を提供することを目指しております。

店舗情報



  • - 店舗名: FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA
  • - 所在地: 東京都港区赤坂9丁目7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
  • - 営業時間: 11:00-21:00
  • - オープン日: 2020年3月30日

会社情報

会社名
深川製磁株式会社
住所
佐賀県西松浦郡有田町原明乙111番地
電話番号
0955-46-2251

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