マークテック株式会社は、X線CTスキャン装置などの機械装置販売の市場活性化を目指し、リファービッシュ事業を開始しました。同社は、長年培ってきた非破壊検査や印字・マーキング、風・環境試験などの技術を活かし、受託生産サービスや受託検査サービスを展開してきました。しかし、顧客から「使用していない装置の維持管理費がかかる」「廃棄費用が高い」「新しい装置への入れ替えを検討しているが、稼働中の装置の処分に困っている」といった課題を耳にする機会が増加。このような状況から、中古装置市場の創出と顧客が装置を導入しやすい環境を提供するために、リファービッシュ事業をスタートさせました。
同社は、顧客から中古装置を購入し、部品交換やメンテナンスを実施。その後、整備済みの装置を三菱HCキャピタルに販売します。三菱HCキャピタルは、自社の販売網を通じて顧客に販売する体制を整えました。
今回の事業開始にあたって、マークテックと三菱HCキャピタルはサービス業務協定書を締結。両社の連携により、国内外の営業ネットワークを最大限に活用し、リファービッシュ品の販売促進と受託検査サービスの拡販を積極的に展開していきます。
マークテックは、リファービッシュ事業を通じて、循環型経済のビジネスモデルを確立し、社会に貢献していくことを目指しています。また、顧客のニーズに対応し、より高品質な製品・サービスを提供することで、事業の更なる発展を目指していくとのことです。