アップサイクルクレヨン体験の魅力
尼崎市立歴史博物館で開催される「高校生とアップサイクルクレヨン体験」は、ただの工作イベントではありません。この体験を通じて、物の価値を再発見するクリエイティブなプロセスを学ぶことができます。本イベントは兵庫県立人と自然の博物館が主催し、同館で行われている「価値の手直し展」に関連したものです。
価値の手直し展とは?
この企画展は、2025年の間に開催されるもので、一度は価値がないと思われたものが、驚きの発想と創造力によって新たな命を吹き込まれる様子を紹介しています。博物館自体も、廃校舎をリノベーションした施設です。廃校となった建物に新たな役割を与えることは、まさに「価値の手直し」の実践例です。
環境教育とクリエイティビティ
このイベントでは、兵庫県立三田祥雲館高校の科学部の生徒たちが講師として指導します。参加者は、落ち葉や野菜くずといった身近な素材を使って色粉を作り、その色粉を使ってクレヨンを製作します。子どもたちは、自分たちの手でクレヨンを作り、さらにそのクレヨンで自由に描いた絵を持ち帰ることができます。これは単なるアート体験ではなく、環境への理解を促進する貴重な機会です。
参加者の声
イベントを経験した子供たちは、廃材から新しいものを生み出すことの楽しさと、環境を守る意識が高まったと感じています。何気ない色や形が、全く新しい表現の可能性を持つことを学び、達成感を味わえることが大きなポイントです。
詳細情報
- - 日付: 8月21日(木曜日)
- - 時間: 1回目は午後1時から午後2時、2回目は午後2時30分から午後3時30分
- - 場所: 尼崎市立歴史博物館の3階講座室
- - 対象: 年齢制限なし、小学生以下は保護者同伴
- - 参加方法: 電話またはファクスで申し込む必要があり、各回あたりの先着は15名限定です。
- - 参加費: 材料費として100円が必要で、この費用は三田祥雲館高校の科学部が徴収します。
終わりに
「高校生とアップサイクルクレヨン体験」は、物の再利用を学びながら、貴重な創造スキルを身につけることができる素晴らしい機会です。この機会を通じて、持続可能な社会についても考えを深められることでしょう。みなさんもぜひ参加してみてください!