吉田兄弟、47都道府県ツアーの集大成をサントリーホールで開催

日本を代表する津軽三味線奏者「吉田兄弟」が、2024年のデビュー25周年を記念して行う47都道府県ツアーの最終公演を、東京のサントリーホール・大ホールで開催します。この公演は、初めての単独三味線公演として行われるもので、楽器とホールの響きだけを利用した純粋な生音パフォーマンスが魅力です。

デビュー以来、吉田兄弟は津軽三味線の新たな可能性を追求し続けてきました。彼らの独特なスタイルは、伝統的なリズムとダイナミックな演奏を組み合わせ、「吉田兄弟-極生-」というテーマで全国各地を巡っています。このツアーのフィナーレは、サントリーホールという美しい響きの空間で行われ、観客はさらに深い感動を味わうことができるでしょう。

サントリーホールは「世界一美しい響き」を行き着き、1986年に開館以来、数多くの音楽家たちに愛されてきました。そこで行われる津軽三味線の演奏は、その洗練された音響環境によって、観客に贅沢なひとときを提供します。この特別な公演は、サントリーホールでの初の三味線公演でもあり、間違いなく記憶に残る体験となるでしょう。

公演の詳細についてお知らせします。日程は2024年11月23日（土）、開場は18:30、開演は19:00です。会場はサントリーホール・大ホール（東京都港区赤坂）で、交通手段は東京メトロ南北線の六本木一丁目駅、または溜池山王駅が便利です。また、都営01系統バスを利用することも可能です。チケットの一般発売は10月5日（土）から始まり、プレミアムシートは5000円、通常指定席は2500円です。なお、未就学児の入場はご遠慮いただいているので、あらかじめご注意ください。

吉田兄弟は、これまでの幅広い活動を通して、津軽三味線を国際的な舞台に導いてきました。アメリカやヨーロッパでの演奏、さらには様々なアーティストとのコラボレーションを通して、彼らの音楽は広く知られるようになりました。特に、映画『KUBO/クボ二本の弦の秘密』への参加や、アニメ『ましろのおと』のエンディングテーマを手掛けるなど、ジャンルを超えた活躍をしています。

47都道府県ツアーでは、各地で津軽三味線の魅力を伝え、観客からの絶賛を受けました。特に、岩手、長野、愛媛、新潟などでの公演は地域住民との交流を深め、多くの感動を生んできました。また、LINE公式アカウントでは特典付きのスタンプカードが配布され、ファンとの距離を近づける施策にも取り組んでいます。

この公演は、ただの音楽イベントを超えて、吉田兄弟が持つ情熱や技術を直接体感できる貴重な機会です。サントリーホールを愛する音楽ファンにとって、特別な夜になること間違いなし。11月23日、彼らの演奏を通じて、津軽三味線の新たな可能性とその美しさを感じるひとときをお楽しみに。

公式サイトやSNSでも最新情報を随時発信していますので、そちらもチェックしてみてください。津軽三味線の伝承と革新を担う吉田兄弟の姿を、ぜひその目でお確かめください。