U-NEXT製作の映画『遠い山なみの光』がカンヌ映画祭にノミネート！

映画『遠い山なみの光』がカンヌ映画祭にノミネート

株式会社U-NEXTが製作幹事を務める映画『遠い山なみの光』が、2023年5月13日から24日まで開催される第78回カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」にノミネートされることが決まりました。この映画は、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロのデビュー作を原作としており、日本・イギリス・ポーランドの共同制作です。

原作とスタッフについて

原作となっている「遠い山なみの光」は、カズオ・イシグロの非常に印象的な作品で、物語は日本の長崎市とイギリスを舞台にした2つの時代を行き来しながら、記憶の秘密を解き明かしていきます。監督には、映画『ある男』で日本アカデミー賞を受賞した石川慶が選ばれています。この作品を通じて、イシグロの持つ独自の視点と深い洞察力が再現されることでしょう。

主演と物語の舞台設定

主演は広瀬すず、共演に二階堂ふみが決定しており、彼女たちの演技にも大きな期待が寄せられています。物語は1950年代の戦後の日本と1980年代のイギリスで展開され、様々な社会的背景を色濃く反映しています。特に、ニキというキャラクターが母親の実家を訪れることで、過去の出来事を掘り起こしていくストーリーは感動的で魅力的です。

U-NEXTの取り組みと映画配信

U-NEXTは「映画を観るならU-NEXT」というコンセプトのもと、映画作品への出資も行い、配信ラインナップの強化に努めてきました。アニメーション映画『劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師』や『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』などのヒット作も手掛けており、次代の映画製作を後押ししてきた実績があります。また、映画を劇場で楽しむ体験も重視し、全国2900以上の映画館と提携し、U-NEXTポイントを使った映画チケットの購入を可能にしました。

公開予定と期待の声

『遠い山なみの光』は、2023年の夏公開が予定されています。カンヌ国際映画祭での発表を経て、より多くの人々にその魅力が知れ渡ることは間違いありません。U-NEXTは、この映画を通じて「いい映画」をより多くの視聴者に届けることを目指しており、その過程で新たな映画体験を提供し続けています。映画ファンにとって、公開を心待ちにする価値のある作品です。

まとめ

カンヌ国際映画祭にノミネートされた『遠い山なみの光』は、広瀬すずと二階堂ふみの出会いを通じて、母と娘のしがらみや過去の記憶を描き出します。夏の公開に向けて、さらなる情報が出てくることが期待されています。U-NEXTとしても、映画館での鑑賞が始まり、その後速やかに動画配信サービスで楽しむことができる環境作りを進めています。映画を愛するすべての方々に、この作品が強く響くことを願っています。