大阪西成でネパール料理とアートの融合を実現するカトマンズ・カフェ

大阪西成の新たな文化拠点、カトマンズ・カフェ

大阪市西成区にある「カトマンズ・カフェ」が、2024年3月からリニューアルオープンしました。この店は、日本において本格的なネパール料理を初めて提供したお店であり、その歴史は約20年前に遡ります。最初は本町にあったこのカフェが、動物園駅前の「SPACE★HOUSE」に移転し、地域のアーティストたちが自由に表現できる場へと生まれ変わりました。

本格的なネパール料理の魅力

「カトマンズ・カフェ」では、本場のネパール料理を堪能することができます。特に、スパイシーなカレーや様々な種類のモモ（餃子）は絶品です。ランチは11:30から15:00、ディナーは17:00から22:00まで営業しており、忙しい日常の中でも気軽にネパールの味を楽しむことができます。

地域貢献の取り組み

新たなリニューアルを記念し、カトマンズ・カフェでは特に地域貢献に力を入れています。クラウドファンディングを通じて、以下の三つの目標を掲げています。

1. 子ども食堂の設立：西成区の子どもたちに温かいご飯を提供する取り組み。定期的に子どもたちを招待し、アート体験を提供する「子どもの日」を開催したいという思いがあります。

2. アーティスト支援：様々なジャンルのアートを発信する環境を整備。音楽や演劇など、アーティストがいつでもステージを立てる場を設け、観客からの投げ銭を通じて地域に還元する仕組みを作ります。

3. 文化芸術の発信：大阪万博を契機に、国内外のアーティストたちが集まり、日本や大阪の文化を発信します。特に、近藤朱鳳さんや京次郎さんといった著名なアーティストも参加する予定です。

子どもたちのためのキッズルーム

店内にはキッズルームも設けられており、子どもたちが安心して遊べる空間が用意されています。家族で訪れることができるお店としても、新たな魅力が増しています。

アートと食の融合

「カトマンズ・カフェ」は、ただの飲食店ではありません。地域のアーティストや子どもたちが集まることで、文化と食が融合した新しい体験が生まれる場です。おいしい料理を楽しみながら、色々なアートを体感できるイベントも計画中です。

カトマンズ・カフェのリニューアルオープンは、地域に新しい風を吹き込み、さらなる発展を遂げることでしょう。この取り組みに賛同し、足を運ぶことで、あなたも西成の文化の一部となることができます。