AXLBITが台湾のPROFET AIと提携しAIサービスを日本で初展開

AXLBITが台湾のPROFET AIと提携、製造業向けAIサービスを日本で初展開

AXLBIT株式会社（東京都港区、代表取締役社長：長谷川章博）は、台湾のスタートアップ企業であるPROFET AI社（代表者：Jerry Huang）とソフトウェアライセンス契約を締結しました。この提携により、AXLBITが製造業向けのAIプラットフォーム「Profet AI AutoML」をクラウド化したサービス『Profet AI AutoML powered by AXLBOX』を、日本国内で販売開始することが決まりました。

製造業の革新と課題

昨今、製造業界は急速な技術革新に直面しており、従来の業務プロセスでは限界が近づいています。特に中小企業においては、以下のような課題が深刻化しています。

- 熟練工に依存する業務の属人化や後継者不足によるノウハウの蓄積・伝承の難しさ。
- デジタル技術の進化に対する遅れ。
- PoCで止まる革新的なアプリケーションの実装の厳しさ。

これらの問題を解決するために、自動機械学習（AutoML）の技術は大企業だけでなく、中小企業にとっても必要不可欠です。しかし、AutoMLの導入には、多くの企業がデジタル人材不足や導入コストの高さなどの障壁に直面し、進展が見られません。

Profet AI AutoMLの特長

提供が開始される『Profet AI AutoML powered by AXLBOX』は、PROFET AIが開発したAutoMLを軸に、AXLBITがクラウド環境で提供するサービスです。このプラットフォームは製造業向けに特化しており、「生産パラメータの最適化」や「設備の異常予測」などの機械学習モデルを自動で構築します。これにより、熟練工のノウハウ依存や後継者不足などの課題に立ち向かうことが可能となります。

このサービスはプロジェクト型ではなく、標準化された情報を基に問題を解決するプロダクト型であり、シンプルなユーザーインターフェースで現場の社員でも簡単に利用できます。AXLBITのクラウドサービスに関する豊富なノウハウを活かすことで、より短期間かつ低コストでの導入が実現することになりました。