エルトラスト、新オフィスビルブランド「CADRE」を発表
エルトラスト株式会社が、新たにオフィスビル開発に着手し、「CADRE(キャドレ)」というブランド名を発表しました。これは、「働く人が主役になれる」というコンセプトのもと、社員の多様な働き方を支援することを目的としたものです。これまで賃貸マンションの開発に注力してきた同社が、今後は様々な用途への不動産開発を進める中で初めてのオフィスビルブランドとして位置づけられています。
CADREの背景と意味
“CADRE”という名前は、フランス語の「額縁」を意味します。伝統的な美術館で飾られる歴史ある絵画は、常にその美しさや価値を引き立てる額縁とともに存在します。この理念を不動産に置き換え、企業と人が主役としてその価値を最大限生かす空間を提供することを目指しています。等身大で働く場を持ち、そこで働く人々が輝ける場所こそがビジネスの持つ意義の一つなのです。
このように、CADREはただのオフィスビルではなく、そこで働く人々の創造性やモチベーションを高める場としての役割を担っています。成果を出す人々がさらに充実した生活を送れるような環境が整えられることが期待されます。
初の物件「CADRE田町」
第一弾として東京都港区に建設中の「CADRE田町」は、2025年12月に竣工予定です。店舗と事務所として利用されるこの物件は、JR山手線・京浜東北線「田町」駅から徒歩4分のアクセスの良さが魅力です。地上8階建ての鉄筋コンクリート構造で、敷地面積215.15m²、延床面積906.86m²と、快適なビジネス環境を提供する仕様になっています。
デザインとパートナーシップ
CADREのデザインにあたっては、株式会社ビヨンドスクエアや株式会社AE総合計画、株式会社ANDO Imagineering Groupなどの専門企業と協力しています。それぞれが持つ専門知識を活かし、機能的かつ美しい空間を作り出すことを目指しています。ブランドのロゴは、“額縁”を連想させる形状で、エレガントかつスタイリッシュな印象を与えます。
多様な働き方に応える空間を
働き方が多様化している現代において、オフィスが果たす役割はますます重要です。シェアオフィス、自宅、カフェといった多様な選択肢の中で、なぜオフィスが必要なのか。多くのビジネスパーソンにとって、オフィスは単なる作業の場だけでなく、同僚とのコミュニケーションや達成感を共有するための重要な場でもあるのです。
CADREは、そんな空間を提供することを目指しています。未来のビジネス環境を見据えた、新しい形のオフィスビルが、働く人々の生活にどう寄与していくのか、今から楽しみです。私たちのオフィスが、働く人々にとって、真に価値ある場所となることを願っています。
エルトラストの新たな挑戦「CADRE」は、今後のオフィスビル開発のスタンダードを打ち立てる存在となることでしょう。これからの展開に目が離せません。