エデュケーショナル・デザイン株式会社が目指す新しい教育の形
小中学生向けエンタメ型プログラミング教材「デジタネ」を展開するエデュケーショナル・デザイン株式会社は、2023年に新たにAI教育を取り入れたプログラムの開発を発表しました。これにより、同社はAI活用が進む時代において、未来の教育の可能性を広げることを目指しています。
AIとプログラミングが融合
これからの産業において、AIの重要性はますます高まっています。その中で、子どもたちがAIを使いこなし、創造力を発揮できるような教育が求められています。「デジタネ」では、現代の子供たち、すなわちAIネイティブ世代に合わせた独自の「デジタネAI(仮称)」の開発が進められています。これは、子供たちが安全にAIを使えるようにするためのプラットフォームであり、思考促進やアイディア生成を支援します。
私たちの目指す新しい学びのスタイルでは、AIドリブンな創作活動を行えるようなシステムを目指しています。従来のプログラミング教育をベースに、新たな学習コンテンツや講師の補助を取り入れ、AI時代に適応したサービスを提供することで、子どもたちにより良い教育環境を整えます。
日本におけるAI教育の現状
日本では、OECDの調査によると、小中学校におけるAI活用の進捗が国際平均と比べて遅れを取っていることが示されています。この状況を打破するために、デジタネは次世代のリーダーたちがAIを活用し、新たな価値を創造できるような教育機会を提供していく決意を表明しています。子どもたちが実践的なAIリテラシーや創造力を持つことが、将来の国際競争力を高めるために不可欠です。
新しい企業理念
企業の新たなミッションは、「デジタル教育を通じて人々の人生を豊かにする」こと、ビジョンは「デジタルの学びが当たり前の環境を提供し、人生を切り開く力を育む」ことです。この新しい理念のもと、エデュケーショナル・デザインは遊びを通じた学びの場を提供し続けます。
デジタネの背景と現在の展開
デジタネは、2014年に教育が進んでいない時期からプログラミング教育を提供してきました。教室型だけでなく人気ゲームを活用した教材開発に力を入れ、オンラインでも学べる環境を整えています。現在では、日本国内外で約300の提携教室があり、シンガポールやインドネシア、ベトナムなどでもプログラムが受け入れられています。
さらなる展望
デジタネは、学んで楽しい体験を提供することで、子どもたちが自主的に学べる環境を作り出しています。「デジタルの種」を育てるために、今後も教育に積極的に取り組み、多くのデジタル人材を育成していく方針です。エデュケーショナル・デザインは、子どもたちの未来に向けた新しい教育の形を提供し続けていきます。