KEENとPOWがタッグ！気候変動アクションの新コレクション登場

KEENとPOWの革命的コラボレーション

2003年に創業したアウトドア・フットウェアブランド「KEEN」は、自らの理念に基づき、アウトドアの楽しさと地球環境の保護を両立させる製品の開発を行っています。その中で、特に注目すべきは、この秋に発表された新コレクション「WHYSER」です。これは、気候変動に立ち向かうアクションを広めるために、気候アクティビスト団体「Protect Our Winters」（POW）と共に実現されたものです。

WHYSERの誕生背景

WHYSERは、2023年10月1日よりKEEN直営店および公式オンラインストアで発売されます。このシューズのデザインには、アラスカ州のアーティストであり気候アクティビストのMax Romey氏が関与しており、特に彼が描いた雪のフラクタル模様が特徴です。当初、彼がアッパーデザインを描いていた際に雪が降り注ぎ、その瞬間にインスパイアを受けたというエピソードは、自然との調和を象徴しています。

Max氏は、「デザインのインスピレーションは夕日を挟んだ空から来ている」と語り、またシューズの内側にはアウトドアを楽しむ人々の姿が描かれていることもお気に入りだと述べています。これにより、WHYSERはただのシューズではなく、アウトドアライフを共に楽しむ仲間たちとのつながりを意味しています。

環境への配慮

KEENは、このコレクションの売上の1%（最大25,000ドル）をPOWに寄付することを公表しています。この寄付金は、気候変動に対する啓発活動や政策提言に活用され、自然環境を守るための仲間たちの力になることを目指しています。これにより、KEENはPOWの理念を支持し、冬を守るムーブメントを広めるための一助となります。

KEENは、2003年以降、世界中の非営利団体に対し合計1,000万ドル以上を寄付しており、特に2023年からはPOWを継続的に支援しています。この支援により、毎年6万ドル以上が気候変動アクション活動の資金として提供されています。

商品の詳細

WHYSERには、メンズとウィメンズそれぞれに特有のデザインが存在し、冬用スリップオンシューズとしての特徴を存分に発揮しています。メンズモデルは「POW GLACIER BLUE」、ウィメンズモデルは「POW ALPINE START」というカラー展開があり、どちらも税込価格14,300円で提供されています。リラックスシューズの定番であるHOWSERにインスパイアされ、スリップオンデザインでありながら、タウンユースからアウトドアシーンまで幅広く対応可能です。

特に、環境への配慮がなされた素材を使用しており、リサイクルPET配合のプラスチックや、防菌防臭加工も施されています。さらに、二重密度の発泡素材を用いたインソールは高いクッション性を持ち、長時間の使用でも快適さを提供します。

KEENの未来へのビジョン

KEENは「地球を守る」という理念を掲げ、これからも持続可能な製品と社会貢献の両立を追求していく方針です。地球環境保護やコミュニティへの支援がKEENの中核にあることは明らかであり、今後もその取り組みが注目されるでしょう。

この秋、WHYSERを通じて気候変動アクションに参加し、自然と共に生きる喜びを再確認してみてはいかがでしょうか。