骨髄移植推進財団が新たなドナーコーディネーターを募集中！

公益財団法人骨髄移植推進財団は、白血病やその他の血液疾患に苦しむ患者のため、ドナーを募る活動を行っています。患者とドナーのHLA型が一致することが移植成功の鍵ですが、HLA型は多様であり、適合するドナーを見つけることは容易ではありません。これまで、同財団は設立からの20年間で、1万4000件以上の骨髄提供を達成し、それを支えるドナー登録者が40万人を超えています。

この度、全国で活動する150名を超えるコーディネーターを補充する目的として、一部地域での募集が始まりました。コーディネーターは、ドナー登録者と医療関係者の連絡を調整し、必要な情報やサポートを提供します。

コーディネーターの役割と魅力

コーディネーターの主な業務は、ドナーと医師などとの連携を円滑にし、ドナーやその家族に骨髄移植についての説明や意思確認を行うことです。また、健康状態の把握や、必要に応じた訪問なども行います。このような業務は非常にやりがいがあり、患者の命を救う重要な役割を担っています。

コーディネーター養成研修会の概要

研修会ではコミュニケーションスキルやコーディネートに必要な知識を学び、修了後には正式にコーディネーターと認定されます。研修は地域ごとに開催され、受講者は約4、5回の集合研修と10回以上の実地研修を受けることになります。期間は2023年8月から12月を予定しており、受講料は無料です。

募集内容と応募条件

参加を希望する方は、原則25歳以上で健康な方が対象。また、骨髄バンクの活動に対して理解と熱意を持ち、業務に時間と労力をかけられる方が求められています。ただし、すでに登録中の患者やその家族、特定の患者支援活動を行っている方は対象外です。

募集地域

- 北海道（札幌、旭川、道東）
- 東北（青森、宮城、山形、福島）
- 中部（三重、静岡、石川、福井）
- 九州（福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄）

各地域ごとに若干名を募集していますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。

応募方法

応募する際は、履歴書（写真付き）、職務経歴書、及び受講動機を記載した文書を提出する必要があります。応募書類は返却されず、提出された個人情報は選考および今後の研修のためにのみ使用されます。

応募締切は2023年7月27日（金）となっており、選ばれた方は8月下旬からの研修に参加していただきます。詳しい情報は公益財団法人骨髄移植推進財団の公式サイトや、下記の連絡先にお問い合わせください。