広島・呉の建築を知る「ひろしまたてものがたりフェスタ2025」開催決定

「ひろしまたてものがたりフェスタ2025」が開催

広島県広島市および呉市で行われる「ひろしまたてものがたりフェスタ2025」が、2025年の11月7日から16日まで開催されることが決定しました。主催する実行委員会によると、今年度は30の建物が参加、過去最多の48件に及ぶプログラムが用意されています。特に特徴的なのは、建築公開やガイドツアーに加え、オープンアトリエやワークショップなどの活動が盛りだくさんな点です。

建築を通じて広島の魅力を再発見

「ひろしまたてものがたりフェスタ」は、ただ建築を見るだけではなく、その背後にある「ものがたり」を通じて広島の文化や歴史に触れることが目的です。各建物には、それぞれ異なる背景や歴史が刻まれており、それを知ることで訪問者は新たな感動や発見を得ることができるでしょう。特に一部の建物では、普段は立ち入ることのできない部分が特別に公開されるため、貴重な体験が可能となります。

参加無料、申込みも簡単

全てのプログラムは参加無料ですが、一部のガイドツアーには事前申し込みが必要です。申し込み受付は10月上旬から開始する予定なので、興味のある方は早めにチェックしましょう。また、公式サイトではそれぞれのプログラムの詳細が随時更新されていく予定です。

幅広いプログラム内容

イベントの中心となるのは、建築公開とガイドツアーです。この中には、建物を訪問しその歴史を聞いて学ぶ「まちあるきツアー」や、建築学生によるガイドが行われる特別なツアーも含まれます。加えて、設計事務所のオープンアトリエも開催され、建築家が日常的にどのような仕事をしているのか見ることができます。

子供向けプログラムも充実

今年のフェスタでは、子供向けのプログラムも力を入れています。パビリオンづくりや折り紙建築、塗り絵などのワークショップが用意されており、建築の楽しさを親子で体験することができます。親子での参加が可能なプログラムは多く、家族で楽しむことができるイベントとなっています。

具体的な開催概要

- 名称: ひろしまたてものがたりフェスタ2025（たてフェス2025）
- 会期: 2025年11月7日（金）、8日（土）、9日（日）、15日（土）、16日（日）
- 開催地: 広島県広島市および呉市内各所
- 参加費: 無料（一部施設で入館料が必要）
- 主催者: ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会

未来に向けた広がり

「ひろしまたてものがたりフェスタ2025」は、広島の建築文化を広く理解するための重要なイベントであり、地域の魅力を発信する役割も担っています。さらに、尾道市や福山市で開催される「ひろしま国際建築祭」との連携も進めており、さらなる魅力的なプログラムが期待されます。今後も進化するこのイベントに注目が集まっています。