介護の魅力をラップで表現
2024年7月7日、介護業界に新しい風を吹き込む楽曲「Caregivers~介護という仕事~」がリリースされました。この作品は、介護職の魅力ややりがいを斬新にアプローチしており、ネガティブなイメージを一新することを目的としています。楽曲はケアホームカナンの施設長であり、DJとしても活躍する馬場田晃一さんと、仙台市で活動中のラッパー mica the bulwarkさんのコラボレーションによって誕生しました。
超高齢社会と介護の現状
日本は2050年を見据えた超高齢社会の到来が予測され、介護業界では人手不足が深刻化するリスクが高まっています。社会全体において介護の仕事は必要不可欠であるにも関わらず、一般的にはネガティブなイメージが先行し、その魅力ややりがいが伝わっていない現状があります。この問題に対し、今回リリースされた楽曲は、介護職の楽しさと重要性を訴える意義深い試みです。
楽曲制作の背景
この楽曲は、介護現場で実際に働く方々への取材を通じて彼らの声を織り込み、約1年をかけて制作されました。ラッパー mica the bulwarkさんは、聴く人に身近に感じてもらえるように、介護の仕事を独自の視点で描いています。また、馬場田晃一さんのビートメイクによって、聴き手の心を躍らせる力強いサウンドに仕上がっています。
楽曲のミュージックビデオはYouTubeで公開されており、視覚でも楽しめる内容となっています。興味がある方は
こちらからチェック!
介護職の魅力を広げるために
「Caregivers~介護という仕事~」は、介護に携わる人々やその家族だけでなく、広く一般の人々にも聴いてもらいたいと考えられています。この曲を通じて、多くの方に介護職の苦労や楽しさを感じ取ってもらい、業界のイメージ向上につなげていきたいとの想いがあります。さらには、介護職へ関心を持つ未来の人材が増えることを期待しています。
今後の展望
楽曲は、YouTube MusicやAmazon Music、Apple Musicなど、さまざまな音楽配信サービスで閲覧可能です。今後も、介護という仕事の魅力を発信し続け、業界の現実をリアルに伝えることを目指していきます。介護周辺にある既成概念を打破し、より良い社会への一歩を踏み出すための活動が注目されています。
私たちは、介護職が未来の若者たちにとって魅力的な選択肢となるよう、さらなる努力を続けます。私たちの音楽がその一助となれば幸いです。