中小企業支援プロジェクトでデジタル化を進める赤帽組合の挑戦
赤帽首都圏軽自動車運送協同組合(以下、本組合)は、令和7年度中小企業組合等新戦略支援事業の一環として、デジタル技術を駆使した「販売力強化プロジェクト」に取り組んでいます。東京都と東京都中小企業団体中央会の協力を得たこのプロジェクトは、組合員や中小企業の競争力を高めるための重要な取り組みです。特に本年度の受託事業者としての採択は初めての事例となり、多くの期待が寄せられています。
プロジェクトの概要
プロジェクトの基本理念は、持続可能な物流基盤を築くことです。この目標を達成するために、本組合ではいくつかのサービスを立ち上げ、運用に向けた準備を進めています。以下に、新たに開設されたサービスとシステムの概要をご紹介いたします。
1. 荷主向けサービス開発
荷主向けWebサイトの設立
荷主様向けのオンライン運送受付システムを導入し、貨物の追跡が地図上でできるようにしました。この「依頼Web」によって、受注から納品までのプロセスがスムーズになり、顧客満足度の向上が期待されます。また、各配送センター(東京・多摩・埼玉・千葉・神奈川)で運送依頼を管理し、個別ニーズに応じたサービスを提供します。
2. 運送業務の効率化支援
スケジュール管理システムの導入
組合員が使いやすいカレンダー形式のスケジュール管理アプリをNAiSシステムに追加しました。これにより、各組合員の業務スケジュールが一目でわかり、効率的な業務運営が可能になります。
電子請求システム
請求書作成などの業務フローをデジタル化し、組合員と職員の事務作業を軽減します。また、印刷や郵送にかかるコストも削減され、業務全体の効率化を図ります。
3. 業界向け支援サービスの導入
災害連絡モジュール
災害時の迅速な対応を目指し、車両の位置情報を把握できるシステムを新たに導入しました。このシステムにより、災害発生時でも速やかに組織的な支援体制を構築できます。
安全管理者申請機能
NAiSシステムの組合員用アプリを改修し、安全管理者申請をオンラインで行えるようにしました。これにより、貨物軽自動車の安全管理者制度にスムーズに対応でき、組合の価値が向上します。
点呼記録機能
組合員は毎日の点呼記録をオンラインで管理できるようになりました。これにより、交通安全をさらに強化し、組合員の「安全」と「安心」を確保するための仕組みが整います。
終わりに
これらの新規開発やシステム改修を通じて、赤帽組合はDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。組合の価値をさらに高め、中小企業及び軽貨物運送業界における発展に寄与することを目指しています。今後の進捗にも注目が集まる中、組合員の強力な支援と協力を得ながら、プロジェクトを成功に導く所存です。