船員の安全と健康を守る！令和7年度船員労働安全衛生月間が始まります

令和7年度船員労働安全衛生月間について

毎年9月は「船員労働安全衛生月間」として、船員の安全と健康を守るための重要な取り組みが全国一斉に行われます。令和7年度は9月1日から9月30日までの期間にわたり、船員の死傷災害や疾病の防止活動を展開します。この活動は、昭和32年度に始まり、今年で69回目を迎えることになります。

スローガンの重要性

今年のスローガン「耳で確認目で確認指差し呼称で更なる安全」が示すように、船員一人ひとりの意識と行動が安全の向上には欠かせません。確認作業を徹底することで、事故を未然に防ぐことができます。このスローガンは、ただの言葉ではなく、実施することで得られる安全意識の向上を促進するための指針となります。

活動内容

令和7年度の船員労働安全衛生月間では、以下のような多岐にわたる活動が予定されています。これにより、船員自身の安全を守るための環境作りを目的としています。

1. 訪船指導
各地域での安全衛生に関する指導を行います。船舶の状況に応じた具体的なアドバイスを提供し、現場での安全を確保します。

2. 船員災害防止大会
船員たちの意識を高め、成功事例の共有を行う大会を実施します。参加者同士の交流を通じて、相互に学び合う機会を創出します。

3. 講演会や講習会の開催
専門家を招いた講演会や安全衛生に関する講習会を実施し、最新の知識や技術を学ぶ場を提供します。これにより、船員がより安全に業務を行えるようサポートします。

4. 無料健康相談
医療機関と連携し、船員の健康状態を把握するための無料健康相談を設けます。健康管理ライフを支え、万全の状態で業務に臨めるよう支援します。

これらの活動を通じて、船員一人ひとりが自分自身の安全と健康を守る重要性に気付くことが期待されます。