ネクソンの業績報告
2025-02-13 16:34:20

株式会社ネクソン、2024年度業績を発表し新作ゲームへの期待を示す

株式会社ネクソン、2024年度の業績概要を発表



株式会社ネクソン(東京都港区、代表取締役社長:李政憲)は、2024年度第4四半期および通期の連結業績を発表しました。特に、2024年度はネクソンにとって過去最高の通期売上収益を達成したことが注目されます。

社長の李政憲氏は、「今後も安定成長と収益性の向上を目指し、『アラド戦記』などの主要フランチャイズの強化に注力していく」とコメントしました。今後数年間で大きな売上が見込まれる新作ゲーム7タイトルのリリースも予定されています。この様に、ネクソンは今後の成長に対して強い自信を見せています。

第4四半期の業績概要


2024年度第4四半期の売上収益は797億円となり、前年同期比で6%減少しました。この要因は、『FC』フランチャイズや『The First Descendant』のパフォーマンスが予想を下回ったためです。営業損失は17億円に上りましたが、一過性の減損損失を除くと営業利益は53億円となります。

なお、四半期収益は320億円で、これは予想を上回る結果でした。米ドル建ての現金預金などに関して317億円の為替差益が発生したことが大きな要因とされています。

通期業績の成果


通期の売上収益は4462億円で、前期比で5%の増加を達成。これは過去最高の記録です。一方、営業利益は1242億円で、前期比8%減少しました。これには、IPのポートフォリオ拡張に向けた継続的な投資が影響しています。また、為替差益の増加により、当期利益は1348億円と前年同期比で91%の増加を見せています。

フランチャイズの成長


ネクソンは、2027年に向けた中期戦略の中で、既存フランチャイズの強化や拡大を重点に置いています。特に『メイプルストーリー』、『アラド戦記』、『FC』の3大フランチャイズの売上は前年比で10%成長し、連結売上収益に占める割合は74%です。

『アラド戦記』は、中国市場における重大な成功を収め、モバイル版のローンチによるプレイヤー数の増加が顕著です。また、今後も新しい体験を提供し続けるために、テンセントとの共同開発を計画しています。加えて、『メイプルストーリー』も国際的に成長を遂げており、グローバル市場での成功が目立ちます。

新作ゲームと成長戦略


ネクソンはさらに、2024年までに新たに7つのゲームをリリースする計画を立てています。これらは、今後の成長を牽引する重要な要素となるでしょう。新作ゲームの中には、プレイヤーを引き込むことが期待されるタイトルも含まれています。

株主還元への取り組みも強化され、取締役会は自己株式の取得を計画しています。これにより、株主価値をさらに向上させる印象を与えています。

2025年度に期待される展望


2025年度を見据えた業績予想として、売上収益は1099億円から1221億円になる見込みです。営業利益に関しても296億円から354億円の予想が立てられています。

ネクソンのファンダメンタルは着実に成長しており、今後の発展に対する期待が高まっています。特に、安定したキャッシュフローと強固なバランスシートを背景に、さらなる成長の舞台が整っています。

以上の情報は、株式会社ネクソンのIRウェブサイトにて詳細が公開されておりますので、ぜひ確認してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ネクソン
住所
東京都港区六本木1丁目4番5号
電話番号

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