医療現場革新！LOOKRECとEIRLの連携による新たな画像診断支援プラン開始

最近、広島に本社を置く株式会社エムネスが、東京都千代田区のエルピクセル株式会社との連携を通じて、クラウド型医療情報管理共有システム「LOOKREC」と画像診断支援AI「EIRL」の新プランを発表しました。これにより、医療機関での画像診断の効率が大幅に向上することが期待されています。

連携の背景と目的

LOOKRECは、CTやMRIなどの医療機器から得られた画像をクラウドにアップロードし、リアルタイムで閲覧や共有ができるDICOMデータプラットフォームです。これをエルピクセルの画像診断支援AI「EIRL」とAPIで連携させることで、医療現場における診断の迅速化を実現します。

この連携により、医師や技師の業務負担が軽減され、診断の精度も向上することが考えられています。AIは医療現場の強力なパートナーとなり、今後の医療サービスの質を高める要因として期待されています。

LOOKRECの特徴

株式会社エムネスが提供するLOOKRECは、医療機関向けの経済的かつ簡単に導入できるプラットフォームです。物理的なサーバーの購入やメンテナンスが不要で、インターネットさえあれば誰でもアクセス可能です。これにより、1,430以上の医療機関で導入され、医師の働き方改革や医療連携の障壁を取り除いてきました。

更に、LOOKRECは、医師や技師がどこにいても常に最新の医療情報にアクセスできる環境を整えることで、新しい医療の形を提示しています。

EIRLの役割

エルピクセルが提供するEIRLは、画像診断を支援するAIです。「医療AIですべての人に健康な未来を」という理念の下、1,200万件以上の解析実績があります。特に、クリニック向けに導入コストが更に低減されたクラウド型「EIRL Cloud」も発表され、利便性が向上しましたが、手動でのデータ作業が必要でした。

今回のAPI連携により、LOOKRECを使用している医療機関では、データの送受信を自動で行うことができ、ユーザビリティが格段に向上します。これにより、医師がより多くの時間を患者ケアに注ぐことができるようになるでしょう。

連携の具体的な利点

新しいプランでは、胸部X線に関連するEIRL Chest XRや、肺の結節を評価するEIRL X-Ray Lung nodule、さらには頭部MRAに対応しているEIRL Brain Aneurysmが利用可能になりました。これにより、医療現場での診断支援AIの活用範囲が広がり、医師たちが日常の診断業務をより効率的に行えるようになります。

まとめ

株式会社エムネスとエルピクセルの提携は、AI技術の進化により、今後の医療の形を大きく変えるポテンシャルを秘めています。医療業界において革新が求められる中で、この連携がもたらす変化は、医療従事者のみならず、患者にとっても大きな利益をもたらすことでしょう。

今後、特に遠隔医療の需要が高まる中で、両社によるさらなる技術革新に期待が寄せられています。また、エムネスが提供する新しいプランに関心のある医療機関は、公式ウェブサイトを通じて詳細情報を確認することができます。

本プランに関するお問い合わせは、株式会社エムネスのアライアンス・パートナー営業部まで。

エムネス:
所在地: 広島県広島市南区東雲本町1-2-27
代表取締役社長: 阿部伸一
事業内容: 医療支援クラウドサービス、遠隔画像診断サービス
ウェブサイト: mnes-lookrec.com