1人1台端末時代のICT教育の現状と課題
GIGAスクール構想の下、日本の全ての小中高生が「1人1台の端末」を持つ時代が到来しました。しかしながら、ICT教育の導入にはいくつかの問題が残されています。「肝心の教育成果」が未だ達成されておらず、教員のICTスキル不足が多くの学校で課題となっています。これにより、教育の効率化や質の向上が危ぶまれています。
ICTを活用した私学の挑戦
私立学校が競争を勝ち抜くためには、ICTを駆使した高品質な授業の提供が欠かせません。生徒たちには、従来の知識力だけでなく、自ら情報を探求し、それを理解し、検証する力—いわゆる21世紀型スキル—を兼ね備えた教育が必要です。これには学校全体の組織改革と教育力の強化が求められています。
質の高いICT教育の支援
そんな中、株式会社ウィーネスは、「オンライン反転授業」を中心とした質の高いICT教育の導入を支援するため、全国の私立学校を対象にモニター校を20校募集中です。このプロジェクトでは、ICT機器が既に整備された学校を選定し、導入後に効果測定や授業改善に協力していただくことが求められます。
モニター校の募集条件
以下の条件を満たす学校が対象です:
- - 既にICT機器が整備されている、または整備決定済み
- - 反転授業や効果的なオンライン授業の導入後、アンケートや研究活動への協力が可能
- - クラスサイズが10〜40名程度の学校
- - 日本国内外の私立学校(海外の学校も含む)
- - 対象期間内にウィーネスの支援を受け入れる意思があること
提供する支援内容
選定されたモニター校には次のような支援が無料で提供されます:
1. 教員のICTスキル向上支援
2. 効果的な授業スタイルの紹介
3. 授業方法の導入と運営支援、さらにはノウハウの提供
4. 組織全体を巻き込むファシリテーション
5. 個別最適学習のノウハウ提供
6. 生徒のモチベーション管理のノウハウ提供
7. 反転授業・オンライン反転授業の実施方法
8. オンライン双方向授業の実践的なノウハウ
応募方法とスケジュール
応募は、オンライン体験セミナーへの参加、またはウェブサイトのお問い合わせ欄から行っていただけます。モニター校の募集は以下の日程で行います:
- - 11月1日:モニター校募集開始
- - 11月8日:セミナー開始
- - 11月15日:セミナー終了予定
- - 11月30日:モニター校決定
- - 12月1日:オンライン反転授業の支援開始
各セミナーは申し込み順で受け付けており、参加費は無料です。そして、参加者にはURLが個別に送付されます。詳細はウィーネスのウェブサイトで確認できます。
会社概要
ウィーネスは2009年に設立され、教育分野で多様な事業を展開しています。代表の伊藤太氏のもと、全国の学校や教育関連機関と連携し、質の高い教育を提供することを目指しています。興味がある方は、ぜひセミナーに参加し、更なる詳細を学んでください。