究極の有田みかんスイーツ
2020-12-10 12:18:31

究極の有田みかんスイーツ誕生、その剥き方の秘密とは

有田みかんスイーツの新たな挑戦



和歌山県の名産、有田みかん。今回ご紹介するのは、その有田みかんを使った新しいスイーツの開発です。何と言っても、その根底には「究極の剥き方」という独自の技術があります。この技術は、和歌山のバウムクーヘン製造会社「おかし工房桜和」によるものです。

究極のむき方とは?



まず、その「みかんのむき方」を知っていますか?これは単に皮を剥くという行為に留まらず、皮や筋を取り除くことで、純粋な果汁を搾り取る方法です。一般的な搾汁の際には、丸ごと皮を剥かずに半分に割ってプレスしますが、その結果としてえぐみが出てしまうことが多いのです。

桜和では、生の有田みかんの果汁を使用するにあたって、まずは「桜和むき」という新しい方法を考案しました。これは、みかんを剥いた後に皮や筋をすべて取り除くことで、クリーンな果汁を得ることができます。その結果、みかん本来の甘さと風味をそのまま感じることができるのです。これは繊細なお菓子作りには欠かせないプロセスです。

福祉事業所の取り組み



「おかし工房桜和」は、社会福祉法人一峰会に関連する事業所でもあります。その中には「農産加工」の部門もあり、フリーズドライ技術を活用しています。ここで得られた「桜和むき」のみかん濃縮果汁は、フリーズドライの加工によって、みかん果汁パウダーへと生まれ変わります。このパウダーは、様々なお菓子作りに活用され、現在7種類の有田みかんベースのお菓子が詰まったBOXが販売される予定です。

注目の新商品



その中でも特に注目すべきは「口どけみかんジュース(タブレット)」です。これは、濃縮された果汁を貝型の型に流し込み、フリーズドライすることで作成されています。口に入れると、まるでウィスキーのように濃厚な果汁が溶け出す一品です。また、BOXのフタは「みかん帽」という可愛らしいデザインになっており、楽しみながらスイーツを味わえる工夫がされています。

クラウドファンディングへの挑戦



この新たなスイーツプロジェクトは、12月10日からクラウドファンディングにて支援を募る予定です。支援は、【Makuake】のプロジェクトページから可能です。これにより、地域の特産品を使ったスイーツの普及と、福祉事業所の発展にもつながることを期待しています。

クリエイティブな「KANOWA」からの未来



また、KANOWAというブランドが、福祉事業所との提携によりスイーツの開発を推進しています。プロデューサーの山添さんは、自身の息子が自閉症であることをきっかけに、福祉の世界で何か役に立てないかと考えました。彼は、福祉と洋菓子産業の新しい形を模索し、これに挑戦しています。

このように、KANOWAは「奇跡バウム」や「紀州プレミアム生レモンケーキ」などの人気商品を生み出し、全国に支持を広げてきました。今回の有田みかんスイーツも、その流れを受けて新たな可能性を広げようとしています。

さいごに



地元の特産物と革新の技術が融合することで生まれる甘美なスイーツを、ぜひ包装された箱から取り出して、その魅力を体感してみてください。福祉事業所の取り組みやこだわりの思いを詰め込んだ、特別なスイーツです。

会社情報

会社名
株式会社コンフォート
住所
和歌山県和歌山市西庄322-12
電話番号
073-488-2133

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