孫の成長をテレビで楽しむ「まごチャンネル」
新たなコミュニケーションの形
近年、スマートフォンやSNSが普及する中、シニア世代におけるデジタルリテラシーの課題が浮き彫りになっています。そんな中、株式会社チカクが「まごチャンネル」という新サービスを発表。これは、シニア世代でもストレスなく、孫の日常を楽しむことができる画期的な動画・写真共有サービスです。
まごチャンネルの特徴
「まごチャンネル」は、シニア世代にとって最も身近で親しみのあるテレビを通じて、子どもや孫の写真や動画を配信します。専用のスマホアプリを利用し、遠く離れた実家のテレビにリアルタイムで動画を送信。これにより、シニア層は小さい画面での視聴から、大きなテレビ画面で楽しむことができます。
このサービスでは、スマートフォンを使いこなせない高齢者でも簡単に操作できるよう、普段使わないテレビのリモコンで操作を行います。まるで「孫専用のチャンネル」が開設されたかのような新しい体験が待っています。
受信ボックスの説明
このサービスを利用するには、「まごチャン受信ボックス」が必要です。この受信ボックスは通信回線を搭載しており、自宅にインターネット環境がなくても使用可能です。セットトップボックスを設置し、テレビに接続すれば、特別な技術知識がなくても簡単に利用できます。
課題を解決する新しいつながりかた
届けた写真がしっかりと見られているか不安だった他、数回使った後に放置されてしまうデジタルフォトフレームの課題。それを解決するために開発されたのがこの「まごチャンネル」です。
利用者のスマホには、実家でサービスがスタートしたことを知らせる通知が届き、リアルタイムで楽しんでいる様子を感じられます。この微細なコミュニケーションが、離れていてもお互いの存在を自然と感じられる要素になっています。
サービスの背景
私たちの生活はデジタル化が進み、特に友人・知人とのコミュニケーションはソーシャルメディアを通じて活発です。しかし、高齢者との繋がりはこれまで困難でした。フォトブックやDVDなど時間がかかる手法は、忙しい世代にとって負担となります。このようなことを解消するために、「まごチャンネル」はスマートフォンを使い慣れている世代と、デジタル化が進まない高齢者の橋渡しを目指しました。
価格と本格展開について
「まごチャンネル」は現在、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にて先行受付中です。
- - 早割特別価格:まごチャン受信ボックス初期費用12,800円、月額使用料3か月無料。
- - 特別価格:初期費用14,800円、同様に月額使用料3か月無料。
- - 一般販売予定価格は19,800円、月額使用料980円。
大切な家族との新たな絆を築くための、「まごチャンネル」の登場を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
テストユーザーの声
現在、日本およびアメリカでのみテストを行っているこのサービス。参加された家庭からは、「実際に孫の動く姿や声を楽しめることが嬉しい」や「電話やメールを交わす機会が増えた」と感謝の声が多数寄せられています。
まとめ
「まごチャンネル」は、デジタル社会においてシニア世代と若い世代のコミュニケーションをスムーズにする新たな手段です。家族の幸福感をもたらし、距離を越えて心をつなぐツールとして期待されています。これからの本格展開に注目が集まります。