鈴木康裕氏が株式会社コスモ技研の顧問に就任し新たな挑戦へ

鈴木康裕氏がコスモ技研の顧問に就任

2021年6月28日、株式会社コスモ技研は、初代厚生労働省医務技監であり国際医療福祉大学の副学長である鈴木康裕氏が新たに顧問に就任したことを発表しました。この新しい役割において、鈴木氏の豊富な経験を活かし、環境衛生分野のさらなる発展を図ることを目指しています。

鈴木氏は、1984年に慶応大学医学部を卒業後、厚生省（現：厚生労働省）に入省しました。以降はWHO（世界保健機関）への派遣や、様々な役職を歴任し、新型コロナウイルス対策にも深く関与しました。特に、2017年に新たに設置された「医務技監」としての役割では、国内の医療行政の重要な局面で活躍し、2020年には新型コロナウイルス対策の推進にも貢献しました。退官後は国際医療福祉大学での教育活動を通じ、次世代の医療人材の育成にも力を注いでいます。

コスモ技研の環境への取り組み

株式会社コスモ技研は1972年に設立され、エコロジーを基本とした活動を続けてきました。大気測定や省エネルギー機器の普及を通じて、自然環境の保護に力を入れています。特に、LPガスのプラントにおける安全管理や太陽光発電の効率向上など、多岐にわたる事業を展開し、持続可能な社会の実現を追求しています。

2020年には、衛生環境の向上に向けて新たなビジョンを掲げ、無光触媒技術（商標登録名：SKYBE-783）を開発しました。これは光が届かない場所でも効果が期待できる技術として、感染症対策においても注目されています。

鈴木康裕氏のメッセージ

鈴木氏は、新型コロナウイルスによって私たちの生活様式が大きく変わったことを受け、感染症対策における環境浄化技術の重要性を強調しています。「環境浄化技術は、今後の生活において不可欠な要素になる」とし、NEDO（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）など公的機関において評価される技術が、持続的に求められると述べています。