高槻市で弥生時代を体感しよう!
令和7年の4月4日から6日の間、高槻市の安満遺跡公園で特別な展示会が開かれます。このイベントでは、弥生時代のアクティビティと「衣・食・住」というテーマを通じて、当時の人々の生活を実際に感じることができます。
安満遺跡の重要性
安満遺跡は、東西に約1.5キロ、南北に約0.6キロの範囲に広がる、弥生時代を代表する大集落の遺跡です。平成5年に国の史跡に指定されて以来、多くの人々がその価値を認識しています。この遺跡は、約2500年前にこの地域で始まった稲作文化の痕跡を残しており、古代日本の農業や生活様式について深く知ることができます。これまでの発掘調査では、水田や環濠、さらには墓地なども見つかっています。
展示内容の紹介
今回の展示会では、弥生時代の「衣・食・住」をテーマにしたさまざまなパネルや実物が紹介されます。
- - 衣のコーナー:当時の人々が着用していた「貫頭衣」の試着コーナーがあります。子供用と大人用が用意されており、簪(かんざし)や匂玉といった装身具を身に付けて写真撮影も楽しむことができます。
- - 食のコーナー:コメ作りの工程や当時の食生活を解説するパネルが設置され、石包丁や土器などの再現品も展示されます。
- - 住のコーナー:家族の暮らしを模した竪穴住居の模型や、銅鐸の再現品を通じて、当時の生活に思いを馳せることができます。
さらに、トピックスコーナーでは、市埋蔵文化財調査センターの協力を得て、居住域や生産域、墓域での発掘事例を写真で紹介しています。これは、弥生時代についての理解を深める絶好の機会です。
イベント詳細
この展示会は、毎日10時から17時まで開催され、参加費は無料です。家族や友人とともに、弥生時代の歴史を感じながら、楽しい時間を過ごすことができます。アクセスも簡単で、JR高槻駅や阪急高槻市駅から徒歩圏内です。
- - 開催日:令和7年4月4日(金曜日)から6日(日曜日)
- - 場所:安満遺跡公園パークセンター(多目的室)
ぜひ、この歴史に触れる貴重な体験を通じて、弥生時代の人々の生活に親しんでみてください!詳細情報や問い合わせ先は、
安満遺跡公園の公式サイトをご覧ください。