AI技術で映像表現を革新するチーム『AI Experts ULTIMA』発足
株式会社Hakuhodo DY ONE(以下、Hakuhodo DY ONE)は、ピラミッドフィルムクアドラと共同で新しいクリエイティブチーム『AI Experts ULTIMA』を発足しました。この新チームは、広告企画やプランニングに強みを持つHakuhodo DY ONEと、演出力やポストプロダクションの機能を有するピラミッドフィルムクアドラが連携し、AIを活用した映像表現とインタラクティブコンテンツの開発を推進することを目的としています。
近年、生成AIの急速な進化により、広告や映像制作においてAI活用が急速に進行しています。企業は、スピード感・品質・コストなどを高水準で求めており、このニーズに応えるための新しい表現手法が求められています。これを受けて、Hakuhodo DY ONEは長い間培った企画やプランニングの力を生かし、AIを取り入れた映像制作を進めてきました。
『AI Experts ULTIMA』は、AIと従来のクリエイティブの融合によって革新を実現することを目指しています。このチームは、Tanaka氏やKosaka氏らの次世代を担う戦略プランナー、クリエイター、プロデューサーと、ピラミッドフィルムクアドラの優れた演出者やポストプロダクションスタッフが集結しています。共にAIの利点を最大限に活かし、革新的なコンテンツの開発に取り組むのです。
チームが目指す未来の映像制作
AIを活用したチーム構築により、制作過程の各段階で高いクオリティを保ちながら、効率も追求します。また、外部のAIクリエイターとのネットワークを強化することで、プロジェクトごとに最適なチーム編成を迅速に行うことが可能です。このアプローチにより、企業のマーケティング活動をさらに効率化し、ブランド価値の向上につなげていく狙いです。
AI技術の導入においては、既存のクリエイティブ表現とAIをうまく組み合わせることが鍵になります。従来のアプローチではつい難しかった部分にも新しい道を開いていくことで、より多様な体験が可能になることが期待されます。特に、生成AIを用いた体験型コンテンツ開発は、デジタル広告の新たな地平を切り開くものとなるでしょう。
具体的な取り組みとサービス
『AI Experts ULTIMA』では、クリエイティブな表現の一貫性を保証するため、撮影からポストプロダクションのすべての工程でAIと人間が最適に協調します。これにより、クオリティの向上に加え、制作スピードも大幅に向上が見込まれています。また、マーケティングやブランディングにおけるAI活用に関して業界の最高水準のガイドラインの整備をし、品質保証や法的権利の管理についても細心の注意を払います。
特に、生成AIを活用した体験型クリエイティブとして、オンライン・オフラインのインスタレーションを開発することにも力を入れており、イベントやインタラクティブ施策への展開も視野に入れたプランニングを行っています。
今後の展望
『AI Experts ULTIMA』は、消費財、エンターテイメント、観光などのさまざまな業種に対応した新しいソリューションを提供し、ますます進化するAI技術を活用して、持続可能なクリエイティブの実現を目指します。また、映画やドラマ、アニメといった領域への進出や自社開発IPへの投資の強化も計画しています。
この新しいチームは、広告業界の未来を見据えた攻めの姿勢を持ち、世界中の企業に新しい広告体験を提供していくことでしょう。今後の活動に注目が集まります。詳細については、
公式サービスページをご覧ください。