生理痛疑似体験研修
2025-11-06 10:28:46

LIFEMが生理痛疑似体験研修を企業向けに本格提供開始

LIFEMが企業向け『生理痛疑似体験研修』を本格提供



株式会社LIFEM(ライフェム)は、2023年11月6日から、企業向けに『生理痛疑似体験研修』の提供を開始します。この研修は、産婦人科医師監修のもと、月経に関する基礎知識を学びながら、専用のデバイスを通じて月経痛を疑似体験するものです。これにより、職場内での相互理解を促進します。

近年、多くの企業がダイバーシティやインクルージョンの推進に取り組んでいます。その中で、LIFEMは、法人向けサービス『ルナルナ オフィス』を通じて、働く女性の健康課題への理解を深め、改善をサポートしてきました。今回の研修は、企業からの要望に応じて、ただ知識を学ぶだけでなく、実際に痛みを体験して理解を深める機会を提供することを目的としています。

この研修では、受講者は月経のメカニズムや関連する知識を学べるセミナー動画を視聴後、生理痛を疑似的に体験します。痛みの実感は、男女を問わず参加者に異なる視点をもたらし、互いに配慮し合う関係を築くきっかけになります。参加者の中には、痛みについての会話が促進されることを期待する声も寄せられています。

研修プランの詳細



『生理痛疑似体験研修』には、セミナープランとイベントプランの2つがあります。

  • - セミナープラン: 従業員同士の交流を促進しながら、理解を深めることを目的としています。少人数での講義形式で進めます。
  • - イベントプラン: 大規模なイベントや社内外の活動に対応できる体験ブースを提供し、より多くの人に体験してもらうことが可能です。

研修を通じて月経に関する知識をより深め、体験を通じて感じる痛みの理解は、従業員同士の関係性をより良いものにすることが期待されています。

日本航空の先行実施に見る効果



LIFEMは、提供を開始する前に、日本航空株式会社で先行的に『生理痛疑似体験研修』を実施しました。約30名の従業員が参加し、実際に痛みを体験した感想として「想像を超えた痛みだった」という声や、「他者の大変さを理解できた」といったポジティブな反応がありました。この体験は、従業員の健康課題を意識するきっかけとなり、企業としてのダイバーシティ推進に寄与しました。

医療の視点から見る意義



産婦人科医の岡部葉子医師は、デバイスを使用した疑似体験が月経痛を模擬する有効な方法であると述べています。月経困難症における痛みのメカニズムを理解し、男女がその辛さを感じることが生理痛についての理解を促進することにつながると期待されています。

LIFEMは今後も、こうした研修を通じて多様なニーズに応じた支援を強化し、職場環境の向上に寄与していく方針です。生理痛をはじめとする女性特有の健康課題に目を向けることで、より良い職場つくりを目指してまいります。


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会社情報

会社名
株式会社LIFEM
住所
東京都新宿区西新宿東京オペラシティ35階
電話番号

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