新企画「葉葉日和」
2025-05-08 14:26:05

学生が考案した120種類の植物イラストを展開する新企画「葉葉日和」

京都精華大学が贈る新たな園芸企画「葉葉日和」



京都精華大学のデザイン学部プロダクトデザイン学科と、タキイ種苗株式会社が手を組み、「種まく×未来」プロジェクトを展開しています。この事業は、若者を中心に園芸の魅力を伝えることを目的としており、学生たちが自分たちの世代に向けたアイデアを実践的に提案しています。特に注目された活動がこのたび公開された120種類の植物イラスト「葉葉日和」です。

プロジェクトの背景



「種まく×未来」プロジェクトは、一般社団法人知恵産業創造の森の協力のもと、2023年よりスタートしました。これまでに行われた企画には、個性的なWEBコンテンツや、ゲームを通じて園芸の楽しさを広める試みがあります。チームはこれらの活動を通じて、学生たちの創造力や実践力を高める目標を持っており、次第に広がってきた参加者の声が力となっています。

2025年にはタキイ種苗の通販事業が120周年を迎え、その記念事業の一環としてこの植物イラストが制作されました。若い世代に園芸を親しみやすくするため、リアルな植物を観察の上、学生たちがそれを丹念に描き上げました。

イラストの内容



「葉葉日和」には、京都府立植物園で実際に観察した120種類の植物が含まれており、モノクロ調のアートとして仕上げられています。シンプルでありながらも、それぞれの植物の特長を際立たせるデザインは、見る者に新たな発見をもたらします。花や実、幹に焦点を当てたイラストも多様性豊かで、例えば「ヒマワリ」や「ハイビスカス」、さらには「カリン」や「コナラ」など、ひと目で魅力的な形を見せています。

特に注目すべきは、「ショクダイオオコンニャク」や「ホットリップス」といった珍しい植物のイラストも含まれていることです。これにより、園芸の世界にはまだ知られざる驚きが潜んでいることを感じさせます。これらの作品はただのイラストではなく、観る人に植物への興味を抱かせる「ツール」として機能します。

公開及び今後の展開



このコンテンツは、2025年5月9日(金)にタキイ種苗株式会社の通販サイトで無料で公開される予定です。また、同年5月16日から18日には、120周年を祝う「ガーデニングフェスタ」が開催され、イベント内で記念手ぬぐいの配布も行われます。これにより、より多くの人々が園芸の楽しさに触れ、大自然の素晴らしさを再認識することが期待されています。

「葉葉日和」は、単なるビジュアルアートを超え、新世代に園芸への興味を育む素晴らしい機会を届けます。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
学校法人京都精華大学
住所
京都府京都市左京区岩倉木野町137
電話番号

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