タイ旅行が復調
2022-08-24 14:00:03
日本からタイへの旅行、入国手続きの簡素化とその影響について
日本からタイへの旅行が再び活気づく
タイ、すなわち「ほほ笑みと癒しの国」への旅行が、昨今の入国手続きの簡素化により大きな復調の兆しを見せています。2023年7月の日本からタイへの入国者数は約2万8千人に達し、昨年同月と比較するとなんと46倍もの増加を記録しました。この背景には、2023年7月1日以降の入国条件の大幅な緩和が大きく影響しています。
入国手続きの簡素化
新型コロナウイルスの影響で厳格な入国管理が行われていた時期を経て、タイでは「タイランド・パス」の制度を撤廃しました。このシステムは、タイ入国に必要なQRコードを自動で発行するものでしたが、現在はパスポートと「ワクチン接種証明書」または「新型コロナウイルス陰性証明書」のみで入国が可能となりました。これにより、日本からの渡航者が再びタイを訪れる大きなきっかけとなったと言えるでしょう。
また、帰国の際には日本政府の規定により、出国前72時間以内に検査を受けて陰性証明書を取得する必要がありますが、このプロセスも「MySOS」というアプリを通じて簡略化されています。事前の登録を済ませた状態で空港に向かうことで、スムーズに帰国手続きを行えます。このように、手続きの簡素化が進むことで、日本からの旅行者数は増加しているのです。
SHAプロジェクトによる安心感
しかし、入国手続きが緩和されたからといって、リスク管理が疎かになっているわけではありません。タイ国政府は「アメージングタイランド健康安全基準(SHA)プロジェクト」を実施しており、この取り組みは国内外の旅行者に対する信頼を高め、旅の安心感をもたらしています。具体的には、飲食店やホテル、観光地において厳しい衛生基準が設けられ、基準に合格した施設にはSHAマークが掲示されています。
旅行業界の活性化
昨年の後半から、タイでは段階的に海外からの観光客を受け入れ始めており、主に欧米やインドからの旅行者が増加しています。今年6月と7月には、タイ国政府観光庁主催のBLドラマロケ地を訪れるモニターツアーが実施され、現地のオプショナルツアーも数日で完売という人気を博しました。これらの取り組みを通じて、タイはコロナ禍でも安心して楽しむことができる旅行先としての地位を確立しつつあります。
また、2023年のタイ国政府の目標として、700万人から1,000万人の外国人旅行者受け入れを見込んでいるそうです。この中には約25万人の日本からの観光客も含まれます。「ほほ笑みと癒しの国タイ」として、多くの人々を迎え入れる準備が整っています。
現在、日本からタイに就航している航空会社としては、日本航空、全日本空輸、タイ国際航空、タイ・ベトジェットエア、ZIP AIR、タイ・エアアジアXの6社があります。就航便数は日により変動するため、旅行の際は各航空会社の情報を事前に確認することが重要です。
まとめ
異国の地で新たな経験を求める旅行者にとって、タイは安心して訪れることができる場所となっています、入国手続きの簡素化と衛生管理の強化で、より気軽に旅行ができる環境が整っているのが特徴です。旅行を計画されている方は、この機会にぜひタイへの旅を検討してみてはいかがでしょうか?
会社情報
- 会社名
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タイ国政府観光庁 大阪事務所
- 住所
- 大阪府大阪市西区新町1-4-26四ツ橋グランドビル
- 電話番号
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06-6543-6654