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戸越銀座商店街で防災イベント開催！サッカーで楽しく学ぶ防災と避難所体験

2023年7月22日(土)、品川区戸越銀座商店街連合会主催の「まちなか防災サッカー＆避難所体験」が開催されました。関東大震災から100年という節目を迎え、首都直下地震への備えが重要な課題となる中、地域住民の防災意識向上を目的としたユニークなイベントです。

イベント内容：サッカーと防災の融合

このイベントは、戸越小学校を会場に、サッカーを通じて防災を学ぶという斬新な試みです。

まず、参加者たちは、地域に根付くパナソニックホームズ株式会社が考案した防災クイズに答えます。クイズは、ジョギングをしながら解答することで、体と頭を同時に活性化させる工夫が凝らされています。

その後、品川区にゆかりの深いFC東京のスクールコーチによるサッカー指導が行われました。パス練習や、HITOTOWA INC.が開発した「パス・ストック」というオリジナルプログラムを通して、サッカーのスキルアップと同時に、防災に関する知識を習得します。「パス・ストック」は、パスをしながら備蓄品の名前を覚えるという、遊び心あふれるプログラムです。

最後は、参加者全員でミニゲームを行い、サッカーを楽しみながらイベントを締めくくりました。

避難所体験：災害時の現実を体感

グラウンドでのサッカーとクイズに続くもう一つの企画が、体育館での避難所体験です。品川区防災課の協力のもと、体育館に間仕切りパネルを設置し、実際の避難所を模擬。参加者は、限られた空間での生活を体験することで、災害時の困難さを実感します。この体験を通して、自宅での在宅避難の重要性を再認識し、日ごろからの備えを促す狙いがあります。

戸越銀座商店街の防災への取り組み

戸越銀座商店街連合会は、10年以上前から地域を挙げて防災に取り組んできました。電柱の地中化を進めるなど、景観向上と同時に緊急車両の通行をスムーズにする取り組みや、コロナ禍で地域住民の支えを実感したことをきっかけに、防災への取り組みを強化しています。

2019年からパナソニックホームズ株式会社と連携し、2021年にはHITOTOWA INC.も加わり、防災サッカーイベントなどを開催。品川区、消防署、FMしながわ、立正大学、近隣住民など、地域全体が一体となって防災街づくりを進めています。

HITOTOWA INC.の役割

HITOTOWA INC.は、「人と和のために仕事をし、都市の社会環境問題の解決に取り組む」をミッションに掲げる企業です。防災減災、子育て支援、高齢者の生きがい創出など、地域住民の生活を豊かにするための様々な活動を展開しています。今回のイベントでは、企画運営だけでなく、「パス・ストック」プログラムを提供するなど、イベントの成功に大きく貢献しています。

まとめ：地域を挙げての防災意識向上

「まちなか防災サッカー＆避難所体験」は、サッカーという楽しい要素を取り入れることで、地域住民の防災意識を高めることに成功した、素晴らしい取り組みです。戸越銀座商店街の継続的な防災への取り組みは、地域社会の安全・安心を守る上で非常に重要な役割を果たしています。 今後も、地域住民の防災意識向上に貢献する、様々なイベントが期待されます。

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