環境配慮の新たな潮流、バガス容器のお弁当フォトコンテスト
2025年10月30日、名古屋で「バガス容器deお弁当フォトコンテスト」の結果発表イベントが開催されます。株式会社折兼が主催し、環境に配慮した素材である「バガス容器」を活用したお弁当をテーマにしたこのコンテストは、持続可能なライフスタイルについて考えるきっかけを提供することを目的としているのです。
コンテストの意義とは?
バガスとは、サトウキビを搾った後に残るもので、毎年世界中で約1億トンが発生しています。しかし、その多くは廃棄されるのが現状です。そこで折兼は、この素材を利用し、バガス容器の開発に力を入れています。プラスチック使用量の削減や循環型社会の実現を目指す中で、「お弁当」という日常の食文化を通じて、環境問題を身近に感じてもらうことが本コンテストの狙いです。
開催概要
- - 日時: 2025年10月30日(木) 10:00~17:00(結果発表は16時~17時頃)
- - 会場: FOODBIZ SUMMIT NAGOYA 2025 名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール
- - 入場料: 無料(事前登録制)
当日は、SNSの総フォロワー数が50万人を超える人気料理家、松本ゆうみ(ゆーママ)さんが登壇。彼女はコンテストの特集ページを作成し、受賞作品の審査にも関わりました。
参加者の声
全国から参加があり、家庭の愛情が込められたお弁当や、アイデアが光るランチボックス、色とりどりの料理が詰まった作品など様々でした。「バガス容器を使うことでお弁当が映える」や、「容器の高さが絶妙で使いやすい」といった声が上がる中、参加者はお弁当作りの楽しさや環境への配慮を感じていたことが窺えます。オレンジページと松本さんのサポートもあり、より多くの人にバガス容器の魅力を伝えています。
審査基準と受賞者の活動
受賞作品は、以下の3つの観点から選ばれました:
1.
お弁当の魅力: 彩りやテーマ性が表現されているか。
2.
写真のきれいさ: 構図やバガス容器の魅力が伝わっているか。
3.
メッセージ性: 環境に配慮したアイデアが表現されているか。
選ばれた受賞者は「アンバサダー」としてバガス容器の魅力を広める役割を担い、実際に製品化に関わる機会も設けられます。
今後の展望
折兼は、バガス容器を通じた環境意識の普及を進め、消費者や事業者が喜びを感じられる持続可能な選択をするための年々新しい企画やイベントを展開していく予定です。日常の食文化を環境問題と結びつけ、未来に向けた食のあり方を提案していくことで、より多くの人々に持続可能なライフスタイルを提供していけるでしょう。
バガス容器を使ったお弁当の楽しさと、環境への配慮、一石二鳥の価値が広がることを期待しています。