カザフスタン教育視察団が日本ホテルスクールを訪問し交流を深める

カザフスタン教育視察団が日本ホテルスクールに来校

2025年4月24日、東京都中野区にある専門学校日本ホテルスクールにカザフスタン共和国の教育関係者23名が訪れました。彼らは学校の視察や教育交流を目的にプログラムに参加し、日本のホスピタリティ教育や国際プログラム、技能五輪での実績を確認しました。特に留学制度への興味が高まり、質疑応答が活発に行われました。

この訪問は「日本ホテルスクールの専門職業人育成における成功を調査したい」というカザフスタン側の要求に基づいています。視察団は、教育プログラムの紹介や施設見学を通じて日本の職業・技術教育の特徴を学ぶことを目的としており、理事長・校長の石塚勉がホスピタリティ教育や国際プログラムについて説明しました。視察団からは、本校の留学制度や技能五輪大会への参加についての多くの質問が寄せられ、特に技能五輪国際大会に出場した日本選手団の紹介時には、拍手が沸き起こる場面もありました。

学校の教育環境を体感

視察団は校内の見学を行い、本校の充実した教育環境を体感しました。各地で記念撮影を交えながら、学校が大切にしている“現場力の養成”について肌で感じ取っていただきました。視察後には国際的な学術と専門的な協力を進めるための覚書を調印し、両国間の教育連携における新たな一歩となりました。

視察団の代表者からは「日本ホテルスクールのホスピタリティ教育に深く感銘を受けた」との称賛の声があり、具体的な提携の提案もありました。意見交換に参加した方々は、無事に学校を後にされ、満足そうな様子が見受けられました。

今後の展望

今回の視察により、日本ホテルスクールの教育制度や実績に対して多くの関心が寄せられたことは、大きな励みとなりました。国内外との接点を広げることで、国際的な教育交流を促進し、今後求められるグローバルな人材の育成に努めていきたいと考えています。学生にとって有益な教育プログラムをともに創出するパートナーシップの構築を目指します。

日本ホテルスクールの歴史

専門学校日本ホテルスクールは、もともとプリンスホテルがホテリエの育成を目的に設立した「プリンスホテルスクール」を前身とし、来年には55周年を迎えます。1971年の創立以来、約14,800名の卒業生を輩出。日本のホテル・ブライダル分野における人材育成の代表的な教育機関として、完全就職や希望の進路の達成に向けて学生支援に注力しています。