YKK APが発表した新木質インテリア建材「Smayell」は家庭に新しいライフスタイルを提供

YKK APの新シリーズ「Smayell」について

2023年6月2日、YKK AP株式会社は新しい木質インテリア建材シリーズ「Smayell（スマエル）」を発売しました。この新シリーズは、家族のライフスタイルに合わせた快適な住まいを提案することを目的としています。特に、20年ぶりに全面リニューアルを行った室内ドアと引戸は、デザイン性と実用性を兼ね備えた魅力的な商品です。

リニューアルの背景

インテリアのニーズは多様化しており、グッドデザインが求められる時代です。その中で、YKK APは木質インテリア建材シリーズの刷新を決定。「LAFORESTA（ラフォレスタ）」から「Smayell（スマエル）」へと名称を変更し、「理想の住まいづくりを応援（エール）する」という意味を込めています。この新シリーズでは、エンドユーザーとプロユーザー両方にとって使いやすい商品を追求しました。

ドア・引戸の主な特徴

1. ノイズレスなデザイン

「Smayell」シリーズのドアや引戸は、空間に溶け込むようデザインされています。特に、20mmのスリム木枠により、壁と扉の境界を目立たなくし、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。また、全25色柄と様々な色合いに対応したラインアップにより、トレンドにも応える商品設計となっています。

2. 自分らしさを表現できる多様なカラー・デザイン

日常的に使用するドアだからこそ、質感やメンテナンス性にこだわった設計が採用されています。「Smayell」では、オレフィンシートを採用し、本物の木に近い質感を実現。これにより、色味の再現性が高く、耐水性や耐摩擦性などの性能も向上しました。その結果、485通りの組み合わせが可能となり、多様なライフスタイルに合わせた理想のインテリア空間を実現できます。

3. 快適で安全な設計

「Smayell」は、使う人に優しい快適で安全な設計が施されています。引戸にはソフトクローズ機構が強化され、開閉時の音や衝撃を低減。また、施工方法も簡易化されており、ビス締め不要の「簡易組立て枠」を採用し、施工の手間が大幅に削減されました。

商品情報

「Smayell」シリーズは、室内ドアや引戸、フローリング、窓枠などのアイテムが揃っています。動きやすさを徹底的に追求し、安全性向上にも力を入れた設計がなされています。

販売価格は片開きドアが約65,000円〜、引戸が約89,000円〜。販売地域は全国で、2025年6月2日から発売される予定です。将来的には、2028年度に売上目標は130億円を設定しています。