UIA2011東京大会の概要
UIA2011東京大会は、世界建築会議の一環として、2011年9月25日から10月1日までの7日間、東京で開催されます。今回が日本初の開催であり、大会のテーマは「DESIGN 2050」です。これは、東日本大震災を乗り越え、新たな未来を築くことを目指すものです。
各種コンペティション
大会期間中には、さまざまなコンペティションが予定されています。建築家や学生がそれぞれのテーマに沿った作品を競い、多数の参加者が集まることが期待されています。
この国際提案競技は、東日本大震災の復興プランを対象とし、次世代を育てるまちづくりのアイデアを募ります。締切は2011年6月24日で、東京大会と同時に展示されます。
- - ### シェルターインターナショナル学生設計競技
自然と共生する家をテーマにしたこのコンペも注目。大自然の厳しさを感じさせる作品が求められています。
2050年のガラス建築の可能性を探るもので、こちらの締切は8月1日です。
LEDを利用した照明器具の提案を求めています。これは省エネかつ長寿命なLEDの活用を促進するものです。
ツアーの内容
大会とともに、日本の建築や文化を再発見できるツアーも用意されています。例えば、竹中工務店の技術研究所見学や、江戸東京博物館への訪問、さらには富士山や箱根を巡るバスツアーも予定されており、建設現場の視察など、普段見ることのできない貴重な体験が提供されます。
シンポジウムと関連イベント
さらに、6月には震災復興に関するシンポジウムも開催予定です。「UIA2011 東京大会へ連続公開シンポジウムNo.14」と題し、専門家たちが一堂に会し、課題に取り組む姿勢が伺えます。
まとめ
UIA2011東京大会は、建築の未来を探求する貴重な機会です。多彩なプログラムと競技を通じて、持続可能な社会の実現へ向けた新たな知見とアプローチが生まれることが期待されています。