東陽テクニカが国連のサステナビリティイニシアチブに参加
株式会社東陽テクニカは、2025年4月4日に「国連グローバル・コンパクト」(UNGC)に署名し、その参加企業として登録されました。この決定により、同社は日本企業による「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」にも加入し、さらなるサステナビリティの推進を図ることとなります。
UNGCとは?
UNGCは、国連と民間企業・団体が共同で推進する、国際的なサステナビリティに関する最大のイニシアチブです。各企業が責任ある行動をもって、持続可能な社会の実現に努めることが求められています。この参加により、企業は「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関する10の原則を支持することとなります。
企業理念に基づく取り組み
東陽テクニカは、企業理念に「“はかる”技術で未来を創る」を掲げ、2021年からサステナビリティ経営に取り組んできました。同社は、高度な計測ソリューションの提供を通じて、社会的課題の解決を目指し、人と地球に優しい環境の構築にも着実に努力しています。
このUNGCへの参加により、企業の経営方針は更に強化され、ステークホルダーとの連携を深めつつ、持続可能な成長の実現に向けた具体的な行動を推進することが期待されます。
UNGCの10原則に基づく責任
UNGCに参加する企業は、以下の4つの分野における10の原則を遵守することが求められます。
人権
- - 原則1: 国際的に宣言された人権の保護を支持し尊重すること。
- - 原則2: 自社が人権侵害に加担しないよう徹底すること。
労働
- - 原則3: 組合の自由と団体交渉の権利を支援すること。
- - 原則4: 一切の強制労働の撤廃を支持すること。
- - 原則5: 児童労働の廃止を促進すること。
- - 原則6: 雇用における差別の撤廃を支援すること。
環境
- - 原則7: 環境課題に対する予防的アプローチを重視すること。
- - 原則8: 環境に関する責任を積極的に引き受けること。
- - 原則9: 環境保護に寄与する技術の開発と普及を奨励すること。
腐敗防止
- - 原則10: 賄賂や強要を含むすべての形態の腐敗を防ぐことに取り組むこと。
東陽テクニカの未来に向けて
今後、東陽テクニカは、持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、企業理念を実現するための具体的な施策を強化していきます。特に、脱炭素やエネルギー分野における計測技術の提供は、社会全体の環境負荷を軽減する大きな役割を果たすものと期待されています。
さらなる事業の拡大と新たな技術革新を目指し、国内外での活動を通じて、安全で持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を持ち続けます。これにより、同社はグローバル市場でも求められるスタンダードに基づき、企業責任を自覚して行動し続けることでしょう。
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