Solana Shredstreamのエンドポイントが大幅に進化!
最近、ERPCとValidators DAOが共同で、Solana Shredstreamの共有エンドポイントの機能を大幅に拡充しました。この進化により、主要な都市のデータソースと密接に接続され、理論上最速のパフォーマンスが期待されています。
高クロックサーバーによる安定性向上
多様なノード運用の経験から、高クロックサーバーはあらゆるワークロードにおいて一貫した高パフォーマンスを示すことが分かってきました。そのため、今回のアップグレードでは、全リージョンで最高のクロック構成へと切り替えています。このような基本的な設定の強化は、システム全体のパフォーマンスに大きく寄与します。
データソースとの接続強化
フランクフルト、アムステルダム、ニューヨークにおいては、Shredstreamのデータソースと同一ネットワーク内に新しい共有エンドポイントを配置しました。数ミリ秒の時間差が、プロジェクトの成功に大きな影響を与える現場では、この設計が持つ重要性は計り知れません。
私たちは、常に最高の環境を提供することに努めており、今回の改修もその一環に過ぎません。
データロスの削減とレイテンシの向上
このアップグレードにより、低レイテンシの実現とデータロスの防止が期待されます。Shredstreamの上流受信がUDPで行われるため、配信距離が長くなるほどデータロスが増えるという課題がありました。そのため、データソース直下に共有エンドポイントを設置し、UDP区間の距離を縮小しました。このように設計を見直すことで、データの安定性と速度が向上する見込みです。
配信側のgRPCはTCPを使用しており、再送が可能なため、発生しづらいデータロスの問題を解消します。この技術の組み合わせによって、共有エンドポイントにおいても安定した高速性が実現します。
適用地域と運用のヒント
シカゴリージョンにおいても共有エンドポイントの高クロック化が完了しました。同様に、フランクフルト、アムステルダム、ニューヨークにおけるネットワーク設計の効果も大きく、数ミリ秒の違いが結果を変える場面が多々あります。
これに加えて、EPYC VPSを同じネットワーク内に配置することで、外部インターネットを超えることなく往復が可能になり、合算レイテンシをさらに削減できます。アプリケーションの近接配置が、ネットワークによるボトルネックを解除する鍵となることでしょう。
ベアメタルサーバーの利点
現在、プレミアムラインのベアメタルサーバーは人気が高まり、在庫は常に補充され続けています。これらは信頼性が高く、速さを求める方々にとって最適な選択肢です。興味がある方は、Validators DAOの公式Discordを通じてお問い合わせください。ウェイトリストへの登録も可能です。
Validators DAO公式Discord
新エンドポイントの詳細
新しい共有Shredstreamエンドポイントは、Validators DAOの公式Discord上で確認でき、Whitelist IPの変更と再登録を行うことで即時に利用可能です。これまでの契約内容に関しての変更点はありませんので、安心してご利用いただけます。
ERPCが目指す未来
ERPCは、一般的なRPC環境が抱えるトランザクションの失敗やレイテンシの変動、性能制限、通信品質への影響、そして小規模プロジェクトが高品質なインフラにアクセスしづらい状況などの課題を解決するために、独自のSolanaインフラとゼロ距離志向のネットワークを構築しています。今後も顧客のフィードバックを基にした改善を進め、最高の環境を提供することを目指します。
詳細やお問い合わせ、無料トライアルの申し込みは、下記リンクからご覧いただけます。
ERPC公式サイト
Validators DAO公式Discord
皆様のご支援に感謝し、今後も精一杯努めて参ります。