未来のライフセーバーが集結！第17回全日本ユースライフセービング選手権大会

第17回全日本ユースライフセービング選手権大会が静岡県下田市で開催

2025年10月4日から5日にかけて、静岡県下田市の白浜大浜海岸にて第17回全日本ユースライフセービング選手権大会が開催されます。この大会は、未来のライフセーバーたちが集まる場であり、主に中学生や高校生の選手たちの活躍が注目されます。この大会は、日本ライフセービング協会が主催し、静岡県や下田市が後援、さらには観光協会やライフセービングクラブが協力する形で実現しているイベントです。

参加者は、全国から20チーム247名の若きライフセーバーたちです。近年、ユース層の選手たちはオープンカテゴリーの大会にも積極的に参加し、メダル獲得の実績も増えています。これはまさに、次世代のライフセーバーとしての素質を持った選手たちが成長している証拠です。また、ユース部門での経験が彼らの今後の活躍に大いに役立つことでしょう。

大会の魅力

各選手たちのスキルの向上が期待される中、参加するユースの選手たちには、大学生活に入ってもライフセービングを続けてほしいという願いが込められています。特に、ユース世代の選手たちは水辺の安全を確保するために日々訓練を重ねており、事故ゼロを目指す活動に貢献することを使命としています。

今回の大会は、全日本選手権大会を考慮した内容になっており、実施種目はオープン部門に合わせて設定されています。選手たちは、ビーチフラッグやスプリント、ボードレスキューといった競技に挑戦し、その技術を駆使して素晴らしいパフォーマンスを見せるでしょう。

ユース日本代表選手の出場

大会には、11月にニュージーランドで開催される「International Surf Rescue Challenge 2025（ISRC2025）」に出場予定のユース日本代表選手たちも参加します。選手たちは以下の通りです：

- 塚根小夏 (湘南GoldenAgeアカデミー)
- 中西裕愛 (KITAJIMAQUATICS)
- 成海幸波 (館山サーフライフセービングクラブ)
- 花塚聖奈 (西浜サーフライフセービングクラブ)
- 柳輝於 (KITAJIMAQUATICS)
- 岡安海斗 (CLIFTON Surf Life Saving Club)
- 片桐稜馬 (日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ)
- 小松壮 (館山サーフライフセービングクラブ)
- 髙田夏都 (KITAJIMAQUATICS)
- 高田理世 (西浜サーフライフセービングクラブ)
- 浜地櫂依 (西浜サーフライフセービングクラブ)

これらの選手たちは大会での経験を活かし、国際舞台でも活躍が期待されています。

ライフセービング部がある学校

日本全国でライフセービング部を持つ高校は、わずか4校です。それは、「十文字中学・高等学校」、「昭和第一学園高等学校」、「成城学園高等学校」、そして「日本体育大学荏原高等学校」です。これらの学校の生徒たちは、ウォーターセーフティや心肺蘇生、AEDの資格を取得し、ライフセービングに必要な基礎的な技術を学んでいます。大会に出場することが目的となるだけでなく、ライフセーバーとしての第一歩を踏み出す重要な経験となることでしょう。

過去の大会の様子

前回開催された大会では、ビーチフラッグス、ボードレース、サーフスキーレースなど多彩な競技が展開され、観客たちに感動を提供しました。選手たちの真剣な表情や、チームワークの良さが目立った大会でした。

公益財団法人日本ライフセービング協会の役割

この大会を支える日本ライフセービング協会は、全国の水辺における安全を守るための取り組みを行っています。彼らは、海やプールの環境保全、監視・救助作業などを行い、国民が安心して水辺を利用できるよう努めています。公式サイトでもさらなる情報を確認できますので、ぜひチェックしてみてください。

公益財団法人日本ライフセービング協会