長野で始まった「ジブリパークとジブリ展」。心に響く展覧会の魅力とは

ジブリパークとジブリ展が長野で開幕

2022年7月16日、長野県立美術館にて「ジブリパークとジブリ展」が開幕しました。この展覧会は、ジブリパークの制作現場を統括する宮崎吾朗監督が登壇したトークイベントを皮切りに、スタジオジブリの世界観を存分に堪能できるイベントです。

トークイベントの内容

オープニングセレモニーは7月15日に行われ、宮崎監督が自身のこれまでの仕事やスタジオジブリの新作について語りました。特に、「ジブリパーク」という新たな舞台がどのように作られているのかという話は刺激的でした。監督は「過去に作った作品が消えてしまうのは残念なので、それを忘れさせないための場所が必要だと思った」と語っており、ジブリパークの重要性を強調しています。

展覧会では宮崎監督の制作資料を通じて、彼がどのような視点でジブリ作品を生み出しているのかが解説されています。また、11月1日に第1期オープン予定のジブリパークの進捗状況にも触れ、「建物関係はすでに完成しており、現在は展示物の搬入などを行っています」とのこと。開園に向け進化するジブリパークに期待が高まります。

ジブリパークの魅力

ジブリパークでは、映画『となりのトトロ』に触発された「サツキとメイの家」が再公開されます。宮崎監督は、「昭和30年代の環境に優しい暮らしを通じて、現代の我々が再評価すべきことが多い」と述べており、家を訪れることで観客が当時の生活様式を体感できるチャンスを提供しています。

また、展覧会には特設ショップも設置されており、限定オリジナルグッズが販売されています。長野会場限定のピンズや手ぬぐい、トートバッグなどが揃い、ファンにとって見逃せないアイテムが満載です。このグッズは、ジブリパークとジブリ展の足跡を感じることができる貴重な記念品となるでしょう。

オープニングセレモニー

開幕日当日にはオープニングセレモニーも行われ、長野県の関副知事や県議会の副議長らが参加。宮崎監督が出席し、テープカットや挨拶を通じて本展の成功を願いました。

観覧情報

「ジブリパークとジブリ展」は、長野県立美術館にて7月16日から10月10日まで開催されます。開館時間は9時から17時で、入館は16時30分まで可能。事前予約制のため、訪れる方は日時指定のチケットを取得しておく必要があります。料金は一般1,500円、中高生1,000円、小学生700円です。

この特別な展覧会を通じて、ジブリファンはもちろん、初めてジブリに触れる方々にも魅力的な体験を提供しています。ぜひ「ジブリパークとジブリ展」を訪れ、スタジオジブリの魔法に浸ってみてください！