セカンドストリート、台湾で50店舗目の出店を発表！新店舗の魅力とは

台湾市場におけるセカンドストリートの成長

セカンドストリートは、リユース市場においてリーディングカンパニーを目指し、海外展開を積極的に進めています。そして、このたび台湾の新北市に『2nd STREET CITYLINK三重店』を2025年12月20日にオープンすることを発表しました。

この店舗のオープンは、台湾における50店舗目の出店を意味し、これからも同市場での拡大を目指す重要なステップとなります。セカンドストリート台湾での成功要因としては、日本文化への親和性の高さやリユースの価値観の広がりが挙げられます。これらの条件が整った台湾市場で、新しいリユースのスタンダードを築くことを目指します。

成功のカギはドミナント戦略

セカンドストリートでは、特に主要都市圏に注力し、地域の認知度を高めるドミナント戦略を実施してきました。このアプローチにより、「おしゃれな掘り出し物」を提供するブランドイメージを確立し、短期間での知名度向上を実現しました。

また、セカンドストリート台湾は、日本の人気である「ユーズド・イン・ジャパン」の古着を日本から直送し、多様な商品提供に努めています。しかし現在、現地の買取基盤をより強化し、有能な人材を育成する必要があります。持続可能なビジネスモデルを構築するためにも、リユース文化をさらに浸透させることが求められています。

新店舗『2nd STREET CITYLINK三重店』の魅力

『2nd STREET CITYLINK三重店』では、約10,000点のリユース商品を取り扱っています。衣料品やバッグ、靴、アクセサリーなど、ラグジュアリーブランドからカジュアルファッションの幅広いアイテムをリーズナブルに提供します。店舗内レイアウトは、視認性や回遊性を意識し、快適に買い物が楽しめる工夫が施されています。

この店舗は、ショッピングや飲食、ライフスタイルを豊かにする役割を果たす商業施設「CITYLINK三重」の一部として開業。同施設は交通の便が良く、多くの来客が見込まれます。

新たに出店することで、より多くの人々にリユースの魅力を伝えることが期待され、セカンドストリート台湾のブランドをさらに広める契機となります。

セカンドストリート台湾の未来に向けて

セカンドストリート台湾の代表取締役社長、廣畑三之丞氏は、台湾市場での成長の要因は顧客からの支持と勤勉なスタッフにあると語っています。今後は、リユース文化の深耕を最重要課題とし、現地の文化に根ざしたサービスを提供していく方針です。

さらに、2025年には台湾における店舗数を100まで増やす計画があります。リユースを一般的な選択肢にするために、積極的な出店を続け、新しい顧客の獲得を目指す方針です。