教育ICTの進化を支えるチエルの新システム
チエル株式会社は、学校教育向けに特化したICTサポートを行っており、2025年10月にシングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』をバージョンアップすることを発表しました。教育現場では、オンラインサービスの利用がますます重要視されており、その中で利便性と高いセキュリティの両立が強く求められています。特に、学術認証フェデレーション「学認」の導入は、大学などの教育機関と多様なオンラインサービスとの連携を可能にし、それにより共通の認証基盤で認識し合うことができるため、重要性を増しています。
バージョンアップの背景
近年の教育環境では、オンライン教材やリモート授業などのデジタルサービスが増加しており、従来のIDとパスワードを使った認証では安全性や利便性に限界があります。チエルのアップデートにより、『ExtraConsole® Secure Network』は学認に対応し、各教育機関が設定したIDとパスワードをそのまま使って外部の多様なサービスへ安全にアクセスできるようになります。この改善は、システム管理の効率化やセキュリティ向上に寄与し、教育・研究環境の充実に多くのメリットをもたらします。
学認対応の特筆すべきメリット
教育機関のメリット
- - セキュリティの向上: 学認が定める高いセキュリティポリシーに準拠し、情報資産をしっかり保護します。
- - 効率的なシステム管理: 学内外の多くのサービスを一元的に管理することで、管理の負担を軽減。
- - 充実した学習及び研究環境: 学外の先進的なサービスに学内アカウントでアクセス可能になり、教育の質を向上させます。
教職員への利点
- - 快適なシングルサインオンの恩恵: 大学のID・パスワード一つで、教材サイトや論文データベースなど、必要なサービスにスムーズにアクセスが可能です。
- - 業務の効率化: 煩わしいログイン作業が省かれ、授業準備や研究活動により多くの時間を割けるようになります。
- - セキュリティリスクの低減: 安全な認証基盤を利用することで、未知のサイトへのアクセスを抑制できます。
学生への利点
- - ストレスフリーなリソースアクセス: 大学のIDとパスワードだけで、学習システムやオンライン資料、電子ジャーナルなどのリソースを簡単に利用できます。
- - 学習効率の改善: ログイン作業を簡略化し、より多くの時間を学習や研究に注力できます。
- - 個人情報の保護強化: 各サービスごとの個人情報登録を省くことができ、安全なオンライン利用を個々に保証します。
このように『ExtraConsole® Secure Network』の学認対応により、教育機関は全体としてのセキュリティレベルを高め、教職員や学生にとって快適で効率的なデジタル環境の提供が期待されるでしょう。チエルは、これからも教育現場のニーズに応え続け、製品やサービスの開発に反映させていく方針です。今後の進展に注目が集まります。
参考情報
シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』の詳細は
こちら。
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チエル株式会社は、東京都品川区に本社をその地とし、ICTを用いた教育支援の道を切り開いてきた企業であることから、ますます多くの教育機関の信頼を集める機会を迎えることになるでしょう。