岡山大学の歴史イベント
2025-04-30 22:49:31

岡山大学が地域の健康づくりと歴史探訪イベントを開催

岡山大学が地域の健康づくりと歴史探訪イベントを開催



国立大学法人岡山大学の大学院社会文化科学研究科が、2025年4月3日に「津島遺跡おさんぽの会」を開催しました。このイベントには岡山大学の学生や関係者、地域の方々約25人が参加し、地域社会との繋がりや健康づくりを目的にしたプログラムが展開されました。

イベントの背景と目的



このイベントは、岡山大学のOU-SPRINGプログラムにおいて、白石奈津栄大学院生と堀内孝教授が共同で企画しました。2024年12月に発表されたプレスリリース「高齢者には生涯学習と身体活動がお勧め」を基に、地域における生涯学習の重要性を再認識し、健康意識を高めることを目指しています。今回の取り組みは、岡山大学J-PEAKSの一環として、イノベーションを通じてウェルビーイング社会の実現に寄与することを目指しています。

また、楯築ルネッサンスと吉備学会の協力の元、地域住民の健康促進に寄与する活動を展開しており、前岡山大学長の槇野博史名誉教授が提唱する健康づくりの理念が具現化される形となりました。

イベント内容



イベント当日は、堀内教授と槇野名誉教授の挨拶で始まり、参加者は岡山大学の「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」に基づいて修復された特殊器台の見学からスタートしました。参加者は、清家章教授の解説を聞きながら、制作過程や歴史的背景について理解を深めました。この器台は、街の文化的資産として雇われたクラウドファンディングによって再修復され、注目されています。

次に、参加者は岡山県総合グランド内に位置する遺跡&スポーツミュージアムへ向かい、学芸員の説明を受けながら遺跡の歴史やスポーツに関する知識を深めました。その後、グループは2つの散策コースに分かれ、津島遺跡を探索したり、カフェへ行ってアフタヌーンティーを楽しんだりしました。カフェでは、参加者同士の交流が促進され、学びながら新たな友情が芽生える場面も見られました。

地域の参加者の反応



このイベントには、多くの地域の方々や歴史愛好家が参加。吉備学会からは会長や事務局長を初めとしたメンバーも参加し、幅広い公私連携が実現しました。また、岡山の国際理解教育を推進するNPO法人こくさいこどもフォーラム岡山の関係者も出席し、地域の歴史や文化に関する理解を深める貴重な機会となりました。参加者からは、「歴史について学びながら体を動かせて、非常に充実した一日だった」との声が聞かれました。

今後の展望



今回の「津島遺跡おさんぽの会」は、岡山大学が地域社会と結びつきながら持続可能な健康づくりを推進する一環として重要な価値を持っていました。今後も岡山大学の取り組みは地域の社会的なニーズに応じた形で拡大し、国際的な視点から見ても注目され続けることでしょう。岡山大学の取り組みが地域の人々に新たな可能性を提供し、地域社会全体の成長を促すことに思いを馳せて、さらなる活動に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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