あしらせの導入がNTTデータだいちで実現
株式会社Ashiraseが開発した「
あしらせ」という視覚障がい者向けのナビゲーションデバイスが、特例子会社の
NTTデータだいちに導入されました。このデバイスは靴に装着することで、足元に振動を与え、目的地までの移動をサポートします。音声案内や地図確認の必要がないため、よりスムーズで安心感を持った移動が可能になります。
導入の背景と目的
NTTデータだいちは、視覚障がいのある社員の通勤や日常業務において現れる移動に関する課題を解決するために、「あしらせ」に着目しました。試用期間を経て従業員からは利便性が向上したとの意見が寄せられ、これが導入へとつながりました。特例子会社として、障がい者雇用を進め、全社員が挑戦し成長できる環境を築こうとしている姿勢が伺えます。
実際の使用状況
NTTデータだいちでは、視覚障がいのある従業員が「
あしらせ」を体験し、その効果を実感しています。参加したイベントでこのデバイスの存在を知り、一定期間のトライアルを行いました。説明会では、使用法や体験を通じて不安を解消することができ、導入を決定づける要因となりました。
利便性の向上
あしらせは、従来のナビゲーションアプリとは異なり、足元に直接指示を与えるため、スマートフォンを持たずに歩行することができたという従業員の声があります。周囲の安全確認に集中できることから、慣れればよりスムーズに目的地に到着できることが得られます。さらに、曲がるタイミングを前もって知らせてくれるため、安心感が増します。
今後の展望
NTTデータだいちの取り組みは、
Ashiraseのビジョンにも合致しています。視覚障がいの方々に移動の自由を提供することで、彼らの雇用機会が広がり、より良い職場環境を創出することにつながります。今後、特例子会社や障がい者雇用を行う企業への導入を拡大し、多くの視覚障がい者が安心して働ける社会を目指していきます。
お問い合わせ
導入に興味のある企業は、
Ashiraseまでお問い合わせください。私たちは、障がい者のQOL(生活の質)向上に寄与できることを心から望んでいます。私たちのデバイスが、視覚障がい者の日常生活をより豊かにする手助けとなることを期待しています。