札幌白石に新たな地域循環拠点、ジモティースポットがオープンして1ヶ月

札幌白石にオープンした地域循環拠点、ジモティースポットの成果

2025年8月1日に開業した「ジモティースポット札幌白石店」は、地域内の不要品をリユースするための新たな拠点として注目されています。オープンからわずか1ヶ月で、12,299品もの不要品が持ち込まれ、そのうち6,183品がリユースされたとのことで、これにより約17,129kgのごみが減少したとの報告があります。

ジモティースポットとは何か？

ジモティースポットは、「まだ使えるが不要になったもの」を地域内で譲り合うプラットフォームです。このサービスを利用することで、不用品を持ち込むことができ、それが必要とする人々に引き渡される仕組みが整っています。持ち込む人は簡単に不要品を登録し、譲り受ける人は欲しい物をジモティー上で見つけて引き取ることができます。

成果の詳細

「ジモティースポット札幌白石店」では、オープンからの1ヶ月間で、特に多く持ち込まれたのが食器や生活雑貨で、全体の43%を占めています。次いで服飾品や趣味・スポーツ用品も約6%持ち込まれています。ここまでのリユースの成功は、ジモティーの集客力を活かし、持ち込まれた品をすぐにサイト上で紹介することで実現しました。

地域の共助を促進する場に

同店は、不要品を事前予約なしで持ち込むことができ、粗大ごみ処理費用の削減を図ることができるため、多くの利用者から賛同を得ています。これにより、地域住民はもちろん、自治体や企業が連携する新しい「共助」の形が生まれています。今後、マルゴト社は札幌市やジモティー社と協力し、更なる地域に根ざした運営を進める意向を示しています。