四谷駅前に新しいアートの拠点、Mikke Gallery/Studio/Windowが誕生
2024年8月24日、東京・四谷に新たなアートスペース『Mikke Gallery/Studio/Window』が登場します。このスペースは若手キュレーターやアーティストに制作・発表の機会を提供することを目的としています。Mikkeという名前には、江戸時代に学術や外交の拠点として栄えた四谷“見附”の歴史が色濃く反映されています。ここで新しいアートの形を見つける場が提供されるのです。
Mikke Galleryの特徴
Mikke Galleryは、床面積500m²以上を誇る大規模な施設で、ギャラリー、アーティストスタジオ、そして路面ウィンドウギャラリーの3つの機能を持っています。このユニークなアートスペースは、特に通行人とアートとの接点を増やすことを目指しています。1日1万人以上が通るウィンドウギャラリーでは、周囲の人々にアートの楽しみを提供することが期待されています。
Mikkeキュレーターズ・コンペティション
オープンを記念して、Mikkeキュレーターズ・コンペティションも同時に開催されます。このコンペでは、国内外から新進気鋭のキュレーターを募集し、選ばれた受賞者には専門家によるアドバイスや展示費用の支援が行われます。
この活動は、次世代のキュレーターを育成し、アーティストが活躍できる場を広げるための重要なステップと位置付けられています。今年のテーマは「実験と拡張」で、アートの力を最大化することを目指します。
Mikke Studio Program
あわせて、Mikke Studio Programも始動します。このプログラムは、若手アーティストに制作・発表の場を提供します。広く公募し、選考を通過したアーティストには500m²のスタジオが開放され、相互の交流やコラボレーションが促進されます。このスタジオでは、異なる文化を持つアーティストたちが共通の場で制作活動を行うことのできる貴重な機会が提供されます。
展示情報
オープンに先立ち、MikkeWindowでは清川漠展が2024年8月5日から22日まで開催予定です。多くのアートファンに楽しんでもらえる展示内容が期待されています。
一般社団法人Open Art Labの使命
Mikke Galleryを運営する一般社団法人Open Art Labは、アートと社会が交わる新たなクリエイティブな場の創出を目指しています。彼らはアートを愛する人すべてとともに、未来のクリエイティビティを探求し、様々な背景を持つアーティストとの橋渡しを行っています。
この新しいアートスペースが四谷の文化的な風景をいかに豊かにするか、期待が寄せられています。新たな出発を切ったMikke Galleryは、若手アーティストやキュレーターにとっての支援の場であり、アートに興味を持つすべての人にとっての新たな発見の場となるでしょう。今後の展開にぜひご注目ください。