コラボレーションで築く未来の住まい - 一工務店の時代に向けて

一工務店時代の新しい挑戦

住宅業界において、一工務店の時代が到来しました。この新たな時代に向け、成長するための鍵となるのが、「コラボレーション」です。2022年10月26日、東京ビッグサイトにてコラボレーションセミナーが開催され、業界の変革に向けた具体的なノウハウが共有される予定です。このセミナーは、「実棟検証から企画（規格化）そして販売へ」というテーマで、多くの工務店関係者にとって有意義な情報源となるでしょう。

セミナーの詳しい内容

セミナーの内容は以下の通りです。まず、1つ目のセッションでは「企画住宅（規格化）のつくり方ノウハウ」を紹介します。これにより、参加者は住宅を効率的に企画・設計する手法を学ぶことができます。2つ目のセッションでは、「企画（規格化）住宅の販売ビジネスとしてのシェアビジネスHiL」について説明します。ここでは、最新の販売戦略が提案され、実践的な手法を知ることができます。

講師紹介

セミナーには、ワールドハウジングクラブの取締役、東克紀氏とFANFAREの代表取締役、梶原清悟氏が登壇します。東氏は、YKK APとPanasonicの共同プロジェクトである「真鶴の家」にも関与しており、スマートハウスの実績を持っています。梶原氏も、全国の工務店のモデルハウスやショールームのデザイン製作を手掛けてきた実力者です。この2人から直接学べることは、参加者にとって大変貴重な体験となるでしょう。

ワールドハウジングクラブの取り組み

ワールドハウジングクラブ株式会社（WHC）は、住宅業界が抱えるさまざまな課題を解決するために、各分野のエキスパートを集めた団体です。彼らは、耐震等級3およびHEAT20G2の高性能住宅のパッケージ化を進めており、シェアビジネスを通じてビルダー同士での連携を強化しています。参加者は、こうした先進的な取り組みを学び、自社のビジネスに活かすことができるでしょう。

未来の住まいのビジョン

WHCが展開するHOME i LAND（HiL）は、高性能住宅の設計案をパッケージ化し、ビルダーが登録することで自社ブランドとして販売・施工できるプラットフォームです。入会金が無料で、月額65000円（税別）で何度でも住宅キットを選択できます。さらに、高性能パネルを用いることで施工期間を大幅に短縮し、効率的な住宅建設が可能に。これにより、参加者は販路の拡大とプロジェクトのスピードアップを図れると期待されています。