LaBost株式会社、認知症リスク検査キットの拠点を移転し新たな挑戦へ
LaBost株式会社が自宅で簡単にアルツハイマー型認知症のリスクを検査できるキット「LaBost」を提供するための拠点を、大阪市北区中之島に移転しました。この移転は、2025年12月8日に実施されており、2026年1月より本格的にその機能をスタートします。この取り組みは、認知症の予防や早期把握を進めることを目的としており、今後の事業展開に大きな期待が寄せられています。
中之島クロスの役割
中之島クロスは、再生医療やデータサイエンス、予防医療などの革新的な分野が集まる未来医療国際拠点です。この環境を活かし、LaBostは研究、医療、そして一般の生活者を結びつけるハブとしての役割を担うことになります。この移転は、ヘルスケア分野において新たな価値を創出するための重要な一歩です。
施設構成と特徴
この新しい拠点には、国内でも類を見ない医療関連の施設や、産業界と学術界が連携するオフィス、さらに専門的なカンファレンスセンターが整備されています。とくに、京都大学が運営するiPS細胞の製造施設は、先端技術を駆使した医療研究が進められる重要な拠点です。
認知症予防の重要性
日本は高齢化社会を迎え、認知症は医療や介護、地域全体に大きな影響を及ぼす課題となっています。現在、発症のリスクを早期に把握し改善策を講じることの重要性が高まっており、LaBostの取り組みはその解決に向けた一助となります。郵送型の遺伝子検査を通じて個人が自分の健康状態を正しく理解し、自主的に健康管理に取り組む仕組みを構築してきたことが評価されています。
大阪府による支援
さらに、令和7年度に設立された「Nakanoshima Qrossスタートアップ成長支援事業補助金」にLaBostが採択されました。この助成金を受けることで、スタートアップ企業として健康増進に寄与するさまざまな取り組みを推進していく所存です。
今後の展望
LaBostは今後の取り組みとして、以下の点を重視して進めていくことを発表しています:
1. 認知症リスクに関する遺伝的や環境要因の詳細な可視化。
2. 郵送検査を通じた早期段階でのリスク把握と行動変容支援。
3. 医療機関や研究機関との連携による実証的なエビデンスの構築。
4. 認知症予防を特別なものではなく、日常生活内で実践可能な形で提供する仕組み作り。
これらの取り組みを通じて、LaBostは認知症への「不安」から「理解と備え」へと社会の意識をシフトさせることを目指しています。
企業情報
この新たな拠点での活動によって、LaBostはさらに多くの人々に健康をもたらすための努力を続けていくことでしょう。