エボラニ株式会社が新たな施策を提案!位置情報を生かしたキャンペーン機能のアップデート
エボラニ株式会社は、LINE向けのマーケティングツール「anybot」に位置情報を活用した新機能を追加しました。この改修により、特定の店舗やイベント会場でのみ参加可能なキャンペーンを実施できるようになります。この機能を利用することで、来店した顧客に特別なクーポンを提供し、集客やイベントの参加促進を図ることが可能です。
新機能の詳細と背景
エボラニが提供する「anybot」は、これまでにも多くの企業で利用されているマーケティングツールです。しかし、これまでのバージョンでは参加者が物理的に店舗にいるかどうかを確認する方法がなく、家に帰ってからでも参加できる状況でした。これにより、来店促進の意図が弱まる懸念があったのです。
新たに追加された機能では、キャンペーン参加の条件として、位置情報や特定のIPアドレスを設定することができ、これにより真の来店客に特典を提供できる施策が強化されました。
設定方法の簡単ガイド
「anybot」に新機能を活用するには、以下の手順で設定を行うことができます。
1. キャンペーン設定画面を開き、「各種設定」セクションを選択。
2. 「参加当選設定」をクリックし、「参加条件」の項目で「位置情報」または「CIDR」にチェックを入れます。
位置情報は、店舗の住所からGoogle マップを使用して設定し、指定した範囲内にいるユーザーのみが参加できる仕組みです。また、CIDRは特定のIPアドレスを指定することで、会場内で提供しているWi-Fiに接続しているユーザーに限定することが可能です。
期待される使用例
新機能の活用シーンは多岐に渡ります。
- - 店舗やイベント会場限定のキャンペーン:スマートフォンのGPS機能を利用し、特定の店舗や会場に訪れた人だけが参加できるようにします。これにより、来店客への特典が強化されます。
- - Wi-Fiの使用制限による参加促進:イベント会場内で提供しているWi-FiのIPアドレスを設定し、そのWi-Fiに接続している利用者のみが参加できる特典を実施すれば、集客へとつなげることが可能です。
このように、位置情報やIPアドレスの設定を活用することで、来店方法や参加方法を多様化し、消費者の興味や関心を引きつける施策が展開できます。
どんな価値を提供できるのか?
エボラニが提供する「anybot」は、単なるマーケティングツールを超え、企業のデジタルシフトを加速させる重要な役割を果たしています。2023年4月には「anybot for ChatGPT」をリリースし、機能強化が図られました。これにより、リピート促進や顧客ロイヤリティの向上、さらには業務の効率化や人手不足の解消にも貢献しています。
本社は横浜市西区に位置し、地域活性化やIT人材育成にも積極的に取り組んでいます。青森の地域スーパーや静岡県の高校生向けのIT教育支援を通して、社会への貢献を目指しています。これらの取り組みが、さらなる発展を助けるでしょう。
エボラニの新たな機能を活用することで、自社のマーケティング戦略を強化し、より一層の顧客満足を実現する機会が広がることでしょう。